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内容説明
東京の靴工房・IPPOの若店主・一条歩は23歳。12歳から靴職人として暮らしたフィレンツェに久しぶりに帰ってきた。古巣の仲間が盛り上がる中、昔なじみの客もやってきて──? 腕は確か、されど若造。靴職人青年・歩の本格手仕事ストーリー!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
176
舞台をフィレンツェに移し、歩を知る様々な関係者たちの話や態度が面白かった。そしてやっぱり、寡黙な職人気質と美しい靴の出来映えに惚れ惚れする。また多くを説明していなくとも伝わってくる気持ちと流れがとても心地良い。気さくなやりとりの中、腕や知識を試すようなシーンが何度か出てくるのもニーナのストレートな物言いも、まさにイタリア。読みながらニヤニヤしてしまった。歩がまだ作れていないという父親の靴、どんな展開の中で今後彼の成長と変化を見せてくれるのだろう。全何巻になるかわからないけれど、とても楽しみだ。 2015/02/05
天の川
34
シンプルな靴の美しいこと!今回はフィレンツェが舞台。イタリアの靴づくりの歴史を感じさせる、靴職人・なめし皮職人の世界を垣間見せてくれました。手仕事の靴づくりは素晴らしい。けれどファクトリーメイドの靴もまた…。そこで働く職人さんにもまた靴を愛する気持ちと技術への矜持がある。懐の深いノンノが素敵です。靴を履き始めてたかだか百五十年の日本と比べ、客のすそ野の広さも感じさせた巻でした。陽子さんのお父さんのほっかほかの履き心地の一言、父の愛にじんわりしました。2015/02/27
とも*
33
【お借り本】この巻は全部フィレンツェでの話。 パンクファッションの息子に作る靴、いい歳してから職人になるべく修行に来た何にでも点数を付けてしまう日本人女性、仕事で近くに来たので歩に合いに来た足立さんと一緒に皮を見に行く話、変わった製法で作って欲しいとやって来た客の話、ファクトリーメイドの話、遺品の木型の話とどれも心にしみるいい話だった。 いい皮を見抜けるか試したかったとか好きだなー 日本に帰って来るみたいなのでリペア職人澤邑とのやり取りもまた楽しみ。2015/01/10
こばまり
30
元日から清々しいものを読みました。2015/01/01
gelatin
27
★★★(★) 歩の肩の力がいい具合に抜けてきたように感じる。頑さが信念になるためには、やはりお客様からの信頼が必要。絵が巧くて真面目な印象がこの漫画そのものの誠実さにつながるのが、歩と靴の関係に似ていて面白い。それにしても足と靴に対してフェティッシュなことよ。2015/01/14
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