徳間文庫 浄瑠璃長屋春秋記 紅梅

著者名：藤原緋沙子【著】

徳間書店（2014/11発売）

• ISBN：9784198939120

内容説明

北町奉行所同心見習いの長谷啓之進に従っていた岡っ引の仙蔵が突然姿を消す。同じ長屋のおくまは「十日前に色白で綺麗な女が訪ねてきた」と言い、二人は不釣合だったと笑った。元巾着切りの仙蔵とその女は一体どんな仲なのか？　隣に住む青柳新八郎は心配で行方を追っていく。すると、ちょうど用心棒を請け負っている買取り屋の大おかみと仙蔵とが思いもよらぬ糸で繋がっていた！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[シトラス]

テンポよく面白く読んでいたけど、登場人物の説明の少なさがちょっと気になったら何とシリーズ物の第3巻と‥途中でひょっとして第2巻とかかな？と思ったのに転までいっていたとは。 面白いので、最初から読もう。

2018/11/02

[いえのぶ]

失踪した妻を捜すために浪人となった青柳新八郎が用心棒家業をしながら、妻を捜す。 同じ長屋に住む岡っ引きと別れた女の話。 長屋の向かいに住む料理屋に勤める女の過去。 妻が失踪した原因。 の3作。

2014/12/27