内容説明
「そういえば初めて『あの人』と出会ったのも、あの交差点だったかしら」 食蜂操祈が初めて上条当麻と遭遇したのは、数多の魔道書を司る白いシスターが魔術の世界から逃げ出し空から振ってくる、ずっと前のことだった。 今でも、食蜂操祈は覚えている。ツンツン頭の少年との想い出を。 はじめは、新手のナンパかと思った。 ある時は、水着を見られた。 ある時は、バッグで頭をぶん殴った。 ある時は、間接キスを経験させられた。 そして、最後に――。 命を救われた。 それは、彼女の人生の中でも、一、二を争う『幸せな時代』。精神系最強の能力者『心理掌握(メンタルアウト)』の、大切な『記憶』だった。 食蜂操祈の過去を紐解く物語が、今始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いーたん
80
食蜂操祈と蜜蟻愛愉の話によって上条さんの記憶を失う以前の様子が垣間見えたお話でした。ここまでにいろんなヒロインが出てきましたが、はい！俺の中でみさきちが『とある』シリーズヒロインランキング1位になちゃったんだゾ☆ だけど悲しいことに上条さんは記憶喪失になる以前にみさきちのことを記憶できないようになっていただなんて。。。蜜蟻も切ないけど、みさきち好きとしてはね。 久しぶりの科学サイドのみの話でしたけど科学サイドの暗部は相変わらず深いです。さてさて次回はどんなことになるやら。2014/10/13
まりも
59
真のヒロイン食蜂さん回。表紙のみさきちがすごいロリ化してると思ったら昔の話なんですね。今まで上条さんとの関係性が謎だった彼女ですがこんな事があったんだ。禁書シリーズで圧倒的魅力を持っているみさきちの魅力が更に底上げされる回だった。それだけに彼女が今後選ばれる予感がしないのが悲しいです。上条さんの記憶が戻らないと無理なのがツラい…。しかしこの１年間で彼女の体（主に胸）に何があったのか。驚異の二次性徴すぎる。2014/10/13
Yobata
57
レベル5,学園都市第5位の常盤台の女王・食蜂操祈は記憶がなくなる前の上条当麻と出会っていた。そんな彼女が持つ｢幸せな時間｣が何者かに操作されている可能性を知った彼女は記憶を確かめるため立ち上がる…。今回はみさきちが主人公。インデックスと遭遇前なので実質これが一番古い話だねwぺったんこロリみさきち素晴らしいじゃないw!お嬢様ぶりながらも隠しきれないロリ具合wそこにいつもみたく朴念仁の如くツッこむ上条くんは記憶がなくなる前も後でも同じだねwそして記憶を確かめるために今のみさきちが動き出してからは心理対決に→2014/10/10
sskitto0504
54
みさきち巻でした。みさきち可愛いです。是非とも今後もレールガンだけじゃなく本編でも絡んでほしいが、今回のでみさきち話は終わりで絡むことはないんだろうなぁ…芹亜と上条さんの関係が出たら出てくるかなぁ…今回も上条さんはヒーローでしたね。アレイスターもちょこちょこ出てくるようになったし、次も楽しみです。2014/10/15
ソラ
53
まさかの食蜂さん！上条さん食蜂さんにまでフラグ建ててたのかー。いつか、食蜂さん関係の記憶が戻ればいいなぁ。美琴といい、常盤台組は好きなキャラばっかりだ。2014/10/19
