講談社選書メチエ<br> 本居宣長『古事記伝』を読む IV

個数:1
紙書籍版価格
¥2,090
  • 電子書籍
  • Reader

講談社選書メチエ
本居宣長『古事記伝』を読む IV

  • 著者名:神野志隆光【著】
  • 価格 ¥1,925(本体¥1,750)
  • 講談社(2014/12発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062585859

ファイル: /

内容説明

日本史上に名を残す名高い著作でありながら、あまりに厖大で誰も読み通せない本居宣長の『古事記伝』。その全44巻を細部まで詳細に、丁寧にわかりやすく、解説し尽くした未曾有のシリーズ、ついに完結! 第4巻は、「聖帝」仁徳天皇と大后石之日売命の嫉妬、軽太子・軽大郎女の禁じられた恋など、歌物語を中心に展開する。宣長が読み、現しだした古事記の世界とは。(講談社選書メチエ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ELAT

1
宣長の思想は第一に古事記に基づくものであるから、その思想を理解するには宣長が古事記をどう読んだかを知る必要がある。また宣長の言説は一部を取り出すだけだと強引でナショナリスティックに見えてしまいがちである。故に本書を通じて全体的に古事記伝にふれることは、宣長の思想に迫るうえで良い経験になったと思う。それに古事記の様々な解釈上の問題について、古事記伝・他注釈書・著者の立場を比較してみることができたのも興味深かった。2018/03/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8244967
  • ご注意事項