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内容説明
【この選択は間違っていたのか…。】
鳥籠城の謎は「青い鳥」の物語に関連していて、青い梟の居所は「最初の部屋」にいると推理した黒辺。その推理通り、青い梟と雲を見つけた一同だが、青い梟は、黒辺の命と引き換えに雲を返すという選択を迫る。青い梟の真意とは一体――…。そして明かされるすべての謎!
(C)2014 Toutaro Minami
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
烟々羅
11
4巻完結、眠れぬ夜にまとめ読み。 デスゲームと分類したあとで犯人の動機がそれらしくないという感想を散見する。デスゲームと見せかけて館ものミステリなんだと考えたら、その違和感は解消するのではないかな。 この作中で事件が完結している小品だという理由で、わたしは良作だと思う。この作中で完結していて、その外側に「デウス・エクス・マキナ」な黒幕がいないから、デスゲームものとして読んでいたひとは肩透かしを感じる、ということではなかろうか。2016/03/19
明那
8
な、なるほど!!しっかり話も構成されていて、面白かった!何人か死んでしまったものの、なるべく大人数で助かったというのもポイントは高い。あの状況で必死に皆が助かる方法を常に考えて行動してたのは、他の作品と違って良いです。真実も、納得が行くものでした。ただ⋯黒幕も可哀想だけど⋯全部お父さんが悪いよね⋯何故殺そうと思った!2018/03/20
紫光日
7
そしてこの施設の正体が暴かれる。 前編を読むとなかなか面白く、読み応えのある作品でした。2014/07/13
ひみーり
5
打ち切りじゃなくてちゃんと完結していたのでよかった。人間の事情が複雑に絡み合って、私の低い読解力では完璧に理解できないが犯人は自分勝手なやつとは思った。この作品は「選択」がメインテーマで、まったく別の他の 作品にもテーマや狙い、目標、売りなどあるが具体的に提示していなくて この漫画は何が言いたいのかなと思いながら読むこともあるので、この漫画はそこがはっきりしていて良かった、ただもっと深く掘り下げて欲しかった(故にもっと先を読みたかった)個人的には楽しめたので次の作品にも期待したいですね。 2014/10/10
えびちり
4
デスゲームというよりは、ミステリという作風だと思います。実はモチーフから、決着の場所はある程度予想がつき、最初のポスターの写真と主人公の過去で「あれ?」と思ったりしていて、黒幕には予想がついていたのですが、さらにそこからさらに浮き上がってくる人物に「あっ」となりました。最初の行動からしてちゃんとそれっぽかったのに、ああああ…ハメられた感じで、ちょっと悔しいなあw 実に納得のできる異常心理と行動原理で「自分が殺したのではなく、自分の傲慢な選択のせいで死んでほしかった」は、納得の動機でした。いい作品でした。2018/05/04