内容説明
佐嘉龍造寺家の足軽・弥八は、戦の後方支援を担う賄い方として、日々食糧調達に奔走していた。戦に傷ついた仲間にうどんを振る舞う弥八に目を留めた当主・隆信は、自らを満足させる飯を作らねば斬り捨てると言い渡す。傘代わりの鉄鍋を頭に、腰に包丁を差した“飯盛り侍”の一代記、開幕!<文庫書下ろし>
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
140
飯盛り侍1巻。なかなか面白い話かな、鋤で焼くからスキヤキ、蒲の穂のようなので蒲焼、懐石の薀蓄、食から病気を治したり、なかなか博学、知識があり文字も読め度胸もある、弥八さん楽しく読めるシリーズ。2015/02/16
tario
14
食べ物小説にしては料理の描写が薄味でいまいち食欲を刺激されない。続きを期待してるけど弥八の逆ハーレム加減に飽き飽きしそうだなあ。隆信様のキャラがブレブレで。これも弥八の飯の作用なのか2014/06/26
ううち
12
初・井川香四郎さん。タイトルに惹かれて購入。タイムスリップとか無しの九州での戦国もの。お料理と戦のお話のバランスが絶妙。飯炊き番の主人公・弥八が医食同源をモットーに楽しそうにお料理しているのが良いです。十兵衛はイケメン枠かな。これからも出てきてくれると嬉しい。2018/05/06
mikipon
11
戦国時代の賄い方の弥八の立身出世シリーズ(出世するんだよね?)腹が減っては・・・を体現するかのような、弥八渾身の美味しいご飯で、戦いに勝つ!波乱万丈すぎるけれど、テンポよく読めて楽しめた。農民出身の弥八が、教養ありすぎな感じもするが、秀吉の料理人版と思えばあり。ちょっと、「信長のシェフ」を思い出した。2015/08/15
トモ。
10
ちゃんとした食事をしないと、戦に出ても力が出なくて勝てない。食事に命をかけて戦う弥八は、いろいろな窮地でおいしい食事を作って乗り切ってしまう。百姓あがりにしては食の知識がすごい豊富で知的すぎる感じはしますが、方言と相まって良いノリで面白く読ませてくれます。続編も読みます!意外と面白いんだな。2016/04/08
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