講談社文庫<br> 飯盛り侍 鯛評定

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講談社文庫
飯盛り侍 鯛評定

  • 著者名:井川香四郎【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2015/01発売)
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  • ISBN:9784062930000

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内容説明

博多の豪商島井宗室に物資を託され、村上海賊の跋扈する瀬戸内を進む弥八。危機を救ってくれた毛利輝元に拾われ、評定飯を拵える大役を任された弥八に、山中にいながら鯛を使った昼餉を作れとの無理難題が降りかかる。飯で忠義を立て、下剋上の世を成り上がった男を描く文庫書下ろし戦国エンタメ第二弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

138
飯盛り侍「鯛評定」2巻。料理もさることながら主人が次々と変わる飯盛り侍弥八さん、困難、難題を機敏に機転を利かせ切り抜けて行く面白い作品ですね。「わしのことを、使うてくれる人がおって、そん人のためになるなら、それでよかたい。」裏表のない主人公です。2015/03/10

mikipon

11
九州から、だんだんと東に移動しつつ、相変わらずピンチの連続。それを料理で上手く切り抜けていく弥八。おまけのようにずっとついてくる玄蕃の存在が、中々良いな~。期せずしてどんどん先へ、どんどん上へと行ってしまう弥八にとって錨のような存在になっていくかも。2015/08/15

スプリント

10
第2巻では博多から瀬戸内海へ飛び出し毛利家の信頼を得るところまで進みました。織田信長や秀吉との出会いがありそうで続きが愉しみです。玄蕃さんがどんどん道化役になっていきますね。2015/05/31

ううち

8
第2弾。熊本から博多、安芸へ。 危なっかしい玄蕃さんですが、なかなか良いポジションですねぇ。 毛利輝元がカッコよくて素敵だったので、人物像を追ってみたくなった。2018/05/20

文句有蔵

8
今回も面白かった。「胃袋を掴む」という言葉があるけれど、美味しいものの前に人は争わないのかもしれない。「カミさんの飯でなければ食えぬ」と言い切る男を知っているが、彼によれば最早「お袋の味」でさえ間に合わせでしかなく、それ以外は「餌」。一度ならずご馳走になったこともあるが、美味しいだけでなく給仕のタイミングが絶妙で、これは「給仕」の概念すらない家庭料理にあって驚嘆すべきこと。本書でも弥八の給仕によって幾度も大難を逃れているが、さもあろう。また紅葉饅頭の謂われを知って深く肯首。是友のコラムもよかった。2015/08/31

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