内容説明
本能寺の変の陰謀を知り、遠江頭陀寺城に身を寄せていた弥八を、天下人秀吉は再び台所奉行に召抱える。権力への妄執から次第に病魔に蝕まれていく秀吉の死の床で、弥八はあえて野暮の極みの“すっぽん汁”を献じた。家康の脅威が迫るなか、“飯の力”で天下に安寧は訪れるのか? シリーズ圧巻の終幕!<文庫書下ろし>
目次
第一話 花の太閤記
第二話 醍醐の紅葉
第三話 臆病家康
第四話 関ヶ原で合戦
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
43
飯盛り侍「すっぽん天下」4巻完結。食を通しての歴史小説楽しめました。2016/04/09
ううち
8
第4弾。弥八(とお料理)の描写少なめで、普通の歴史小説っぽかった。十兵衛がちょこっと出てきたけど取り次ぎだけで寂しかった。家康のことはあんまり好きじゃなさそうなのかな。完結?2018/06/17
スプリント
8
打ち切りになったドラマや漫画のように駆け足で無理やり終わらせた感じです。あれだけ天ぷらをアピールしていたのに最後は数行で終了ですか・・・。それまでが面白かっただけに残念な気持ちになりました。2016/04/30
akiz
5
読みたかったのは歴史の中での弥八の生き方なのに、ほとんどが歴史説明のダイジェストになってしまい、従来巻のように活躍する場面がなかったのが寂しい。2016/04/22
ポニョ駅長
2
戦国の名料理人、飯盛弥八の物語の最終章。 本能寺の変から8年後、秀吉の旧主・松下嘉兵衛の下に身を寄せた弥八は、秀吉と再会し、家康・利休・茶々といった有力者たちを料理で唸らせていきます。 秀吉の死後の関ヶ原。 弥八は家康の下で東軍勝利の立役者に。 家康と三成の食への考え方の違いが面白い。 欲を言えば、珍しく魅力的な毛利輝元が出ていたので、最後まで書ききって欲しかったかな。2016/02/19
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