光文社文庫<br> 開運せいろ - 人情処深川やぶ浪

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光文社文庫
開運せいろ - 人情処深川やぶ浪

  • 著者名:倉阪鬼一郎
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 光文社(2014/08発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334767570

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内容説明

深川黒江町の蕎麦屋やぶ浪が売り出した新しい品。小判形のかき揚げをつけた「開運せいろ」は評判も上々だ。ある日やってきた生意気な若い客がその味に難癖をつけた。調べると、男も蕎麦屋だが、客が来ず見世じまい寸前らしい。本物の十割蕎麦しか出さないという男の見世を、やぶ浪のあるじ浪介が訪れるのだが……。美味満載の江戸人情話シリーズ第四弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

izw

20
小判型のかき揚げをつけた「開運せいろ」は、江戸のワンプレートランチで。かけとせいろが半々の「宗市盛り」や、酒の肴となる小料理がどれも旨そうだ。本物の十割蕎麦に誇りをもった高飛車な蕎麦屋が店じまいするときの助言が、「蕎麦を下から出せるようになれば、また花が咲くこともあるだろう」。「料理を下から出す」のは「小料理のどか屋」の教えだったが、蕎麦屋でも共通な心構えであることは確かだ。2015/08/29

瀧ながれ

15
分かれ道の前に立ったとき、潔くどちらかを選べるか。義理立てや周囲の状況に惑うことなく、自分の意思を貫けるか。いつからだってはじめられるし、いつだって変われる。…そんなことを考えた。相変わらず、ぼろ泣きさせられました。「開運せいろ」、うまそうです♪2014/11/17

ううち

10
仮祝言のお話は可愛いくてホロリとさせられました。もう1つのお話は今でもあるようなコダワリのお店。浪介さんがガツンと言うところは気持ちよかった。やはりお皿は下から出さないといけませんね。2014/08/02

mikipon

9
4巻目。今回は、2編。最初の「夫婦雛」は最後にちょっと幽霊風味。これが、このシリーズの定番なんだろうな。心を残して亡くなった人が、本当にこうやって戻ってきてくれたら嬉しいと思うから、ありです。後半は、こだわりすぎて上から目線の蕎麦職人の話。そういう人にも、浪介たちは優しい。2014/10/15

あき

1
今回もホロリとさせられる良いお話だった。夫婦雛がけなげで可愛い。本蕎麦の卯吉もきちんとやり直せて良かった。蕎麦や肴が美味しそうだからご飯前に読むとお腹が空いて困る。最後に出てくる「くれ麩(クレープ)」のお遊びも楽しい。2021/10/22

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