内容説明
深川の蕎麦(そば)屋「やぶ浪」のあるじ浪介(なみすけ)は、北町奉行から十手を預かる身だ。賊の似面(にづら)を描かせた絵師の才蔵(さいぞう)は、目を瞠(みは)る腕前で、評判は上がるばかり。ところが、その顔から憂いの陰が消えることはなかった。浪介と女房のおぎんは、才蔵が家族と離れ離れになったいきさつを聞き、ひと肌脱ぐことを思いつく――。(表題作) 人情と味。温かな余韻が残るシリーズ第2弾!
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