講談社学術文庫<br> 荘子 上 全訳注

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講談社学術文庫
荘子 上 全訳注

  • 著者名:池田知久【訳注】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 講談社(2014/07発売)
  • ポイント 25pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062922371

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内容説明

「胡蝶の夢」「朝三暮四」「知魚楽」「万物斉同」「庖丁解牛」「寿(いのちなが)ければ則ち辱多し」「無用の用」などがよく知られているが、それだけではない、西洋哲学を凌駕する深い哲学・思想がある。最重要である「道」が「一」であり、また結局は「無」であり、人間には決して把えられないものであるという根本テーゼを定立した。宇宙論、生き方、処世、芸事まで、幅広い哲学を展開した、汲めども尽きぬ名著。(講談社学術文庫) ※『荘子 上 全訳注』と『荘子 下 全訳注』を合本とし、電子書籍化した『荘子 全訳注 合本版』も配信中です。

目次

内篇(逍遙遊―第一 斉物論―第二 養生主―第三 人間世―第四 徳充符―第五 大宗師―第六 応帝王―第七)
外篇(駢拇―第八 馬蹄―第九 〓(きょ)篋―第十
在宥―第十一
天地―第十二
天道―第十三
天運―第十四
刻意―第十五
繕生―第十六
秋水―第十七
至楽―第十八)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きさらぎ

5
原文、注釈、訓読、現代語訳、各編末の「解説」からなる。注釈が文献考証メインで、「研究者・ハイアマチュアには有益。一般読者は読み飛ばして可」と書いているのでほぼ読み飛ばした(笑)長年荘子を読み込んできたであろう筆者の訓読と現代語訳は中々にこなれていて、複数の著者によって書かれ、郭象に編纂された本書と「道家」の多様さ・雑駁さを適宜整理しつつ、楽しく「荘子」世界に遊んだ。最初の逍遙遊や斉物論が内容的に深くそこに考証メインの注がついてややめげるが、そこで挫折しては勿体ない。拾い読みでも気楽に読み進むといいのでは。2018/05/24

††悪意と悲劇 ††

4
注や解説が充実してるので繰り返し読めます。上下巻で厚くて高いので、興味のある人はまずは上巻だけでも2017/04/26

逍遥遊

1
注釈家の本。こんな他人の批評ばかり書いて、自分の考えを一切書かない教授さんはどうなんでしょう?車大工の話を理解されていないんじゃないでしょうか?荘子の考え方は細部にとらわれず、鳥瞰した思想ではないのか。それを理解していないから、このような他人の書いた文書をネタに、さも自分はずごい研究をしているんだと勘違いしてしまったのではないか。書かれた文書は単なる抜け殻。それの一字一句を研究することの無意味さを気づいていない著者にがっかり。2014/07/03

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