ヤングサンデーコミックス<br> タナトス(1)

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ヤングサンデーコミックス
タナトス(1)

  • ISBN:9784091511898

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内容説明

16歳のリクは、暴走族“風神”から金をもらってケンカを請け負う不良少年。ある夜、いつものようにケンカの仕事を終えたリクは、近くの公園で泣きながらベンチに座っているひとりの青年と出会う。その青年・棚夫木は、類いまれなボクシングの才能を持ちながら、脳の構造上の問題でプロテストを受けることすらできず引退宣告されたばかりだったのだ。棚夫木は、リクの目の前で、因縁をつけてきた風神の三人を一瞬で倒してしまい…(第1話)。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

29
キンドル本で読ませてもらったが紙本購入して再読。このリクのような育ちをした子供が益々増えそうな現代社会。半グレのような集団にいいように使われて・・。力があるならボクシングもいいだろう。なんの取柄もない弱い子は何で憂さ晴らしをするのだろう。小さい子へのセクハラか、はたまた彼女へのDVか、誰でもよかった殺人か。子供が産まれたからと言ってすぐに親になれるわけではない。親は子と共に成長するものだ。2020/08/09

磁石

12
映画『ロッキー』を超えたかもしれない。不良がボクシングを知って更生し成り上がっていく、だけじゃない。誰もが皆、身を焦がし焼き尽くしてまでしも欲しいモノがある。命以上、魂をかけてボクシングに挑む。悔しさも情けなさも無力感も罪も、降りかかる理不尽を吹き飛ばし前に進む。実写映画も観てみたいが……、二人の怪物性が損なわれていないか心配。2017/02/15

十六夜(いざよい)

4
暴走族の助っ人として喧嘩して生活していたリク。喧嘩に巻き込まれたボクサー、棚夫木に負けたのをきっかけにリクもボクシングを始める。リクを最初から気にかけてくれてるメガトン山本とそのおかんがいい味出してる。ベタなストーリー展開だけど面白い。2015/01/08

阿悠

0
お試しにて。格闘技にはあまり興味がないし、こういうのも普段読まないのだけど、面白くてすいすい読めた。主人公が「少年」という感じで可愛い。素行不良だけど。ジムの人たちも皆いい人が多くて、その人たちの気遣いにちゃんと気づいて、気遣いを返そうとするところがかわいい。冷静に物事を見ているし、明らかな描写こそされてないけど賢そう。機会があれば買ってしまうかも。2020/08/03

水面頼光

0
Kindle無料版にて。不良からのボクシングはお約束。2020/08/01

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