少年サンデーコミックススペシャル<br> サイボーグ009完結編 conclusion GOD’S WAR(5)

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少年サンデーコミックススペシャル
サイボーグ009完結編 conclusion GOD’S WAR(5)

  • ISBN:9784091246899

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内容説明

“漫画の王様”石ノ森章太郎のライフワーク『サイボーグ009』がここに完結!カラーページもふんだんに完全再現! “これ以上ない”豪華な特典も多数収録!!

巻頭ピンナップ表には最後の弟子・早瀬マサト氏が描く、“ムー大陸に佇む9人”の描き下ろしイラスト、そして裏には、永井豪氏を含む歴代の弟子達が、009を描く“寄せ描き”! なんと巻末には、石ノ森章太郎と生年月日が同じでSF漫画界の巨匠・松本零士氏が「009」と石ノ森章太郎を語り…オリジナルイラストを描く!! 

その他、石巻にある石ノ森章太郎の記念館「石ノ森萬画館」を特集した記事、「009」のアーカイブ記事も掲載。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

27
物語を閉じるのには、いくつかの方法、そしてスタイルが存在する。神々との闘いが、サイボーグ戦士達の最後の物語と決まった瞬間から、『サイボーグ009』の完結に、円環という方法が採用されるのは、ひとつの宿命だったのだろう。これまでの『009』のエピソードに登場したキャラクター、場面、そしてセリフが意図的に抽出され、エンディングを彩るのだ。石ノ森亡きあと、息子の手により小説という形で描かれた完結編は、アシスタント達のペンでコミカライズされ、本来の形である漫画へと還ることができた。(つづく)2014/04/19

kei-zu

17
NHKで石ノ森章太郎を取り上げた際、未完の009の完結に向けて息子の丈氏が準備を進めていると紹介があった。 その美談めいた構成にスタジオの島本和彦は物凄く複雑な顔をし「丈くん、石ノ森先生も最後は「あ、やっちゃった」と言うことがあるから!」と、師とその息子へ愛情こもったエールを送ったことを思い出す。 「神々との戦い」が中断したのは、弟子の永井豪がデビルマンでそれを描いてしまったからではないかという指摘をどこかで読んだ。 巨匠の草稿の実現、という本企画の心意気が実を結んだかは、議論があるでしょうね。2021/08/02

G

17
すいませんでした。宇多丸師匠が仰るならば「さーせん」って感じ。いや、ものすごく好き嫌い分かれる作品だっていうのはわかるけど、壮大にはなっていた。結末も石ノ森先生っぽい感じっていえばそうだし、ラリラリな奴が見えちゃったものを、一生懸命話すのを聞いている感じにも思える。 ただ、とにかく壮大な話だ。途方もない。 個人的には素晴らしい完結ではなかったと思うが、これだけやっちゃえば天国にいらっしゃる石ノ森先生も喜んでいると思う。2016/01/13

ネムコ

15
終わった…。見たかったラストシーンがカラーだったのは最後のプレゼント。携わった皆様、お疲れ様でした。2014/04/19

めぇにち

11
御大が亡くなられた時点で、009は永遠に完結しない物語になったのだ、と思った。それが多くの人たちの手によって完結した、ということは凄いことだな、と単純に思う。けれど、心の片隅では御大の手で完結させて欲しかった。御大ならこのシーンをどのように描くのだろう、とそんなことを思いながら読了。某所で小説版の感想として『悲劇だけどハッピーエンド』といわれている方がいた。読み終えて、ああ、なるほどなって思った。さぁ、いい加減、小説版も読了する努力をしなくちゃ(苦笑)2014/04/19

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