内容説明
出逢った瞬間、まるで魔法にかかったようだった──。高校の入学式の日に親友となった雪乃と過ごす、夢のような時間。それはいつか、終わってしまうかもしれない。でも、もう少しだけこのままでいさせて……。そんな切ない祈りにも似た由香里の願いが、神か運命か、なにものかに届いてしまったことで、彼女たちは激動の渦に巻き込まれていく。大好評「BLOODLINK」シリーズ外伝、第二弾。(『刹那_そのとき彼女が願ったこと』改題)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
名都
2
本筋に関係ある人の外伝かと思い込んでて・・・ 本編を軽くさらっても出てこなくて、そこで気付いた(;u;) 感情移入まではしなかったけど、BLOODLINKの世界観が楽しめました! 副題の通り、幸せな時ほど短い。 女の子はすごい。2014/04/09
眼鏡
2
切ない。しかしエピローグの雪乃の言葉により、少し救われる。2014/03/26
ひとみ
2
恋とも友情ともつかない感情を親友の雪乃に抱いていた由香里。いつまでもそんな関係が続くようにと願ってしまったために、平穏で幸福な日常は失われてしまう。そのかわり二人が得たものは…。本編は未読で二人を襲った怪異の正体は謎のままだけど、あえてそのままにしておいた方が良いように思う。お互いに片想いしていた二人の瞬間が結晶化されて、そのまま突破するようなラストに胸を打たれる。幸せな日常と血なまぐさい非日常との対比も鮮やかで心に残る。2014/03/20
まろにえ
2
2004年発売のファミ通文庫『刹那:その時彼女が願ったこと』の完全版で、BLOODLINK(以下BL)の外伝第2弾。『雪乃』『由香里』の2人の『想い』の物語。百合は好みではなく、ファミ通文庫版は未読でした。BLシリーズの初見はハンカチ必須だ。読んだら涙が止まらない。情景描写がやはり綺麗で透明感があり、彼女達の『想い』が硝子細工の様にキラキラ輝いていた。本編とは繋がりが薄く、八神と蜉蝣が出るものの名前表記すら無いので、単巻作品として読んでも◎。BL作品の雰囲気を知るには最高の涙腺崩壊必至の最高の一冊。2014/03/16
せき
1
死ぬことで完結するところはあるよなぁ。前向きに死を迎えられるというのは、難しいことなんじゃないかなぁと思う。地蟲云々からの逃避ではなくて、二人の気持ちを美しいまま永遠にした、というところに価値を見出す感じか。なんとも言えない読後感。2015/10/23
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