内容説明
夏美が感染した直接の原因を探るべく、和志とカンナは彼女の日記にあたる。そこには複雑な五人の関係と、少女の哀しみが滲(にじ)み出ていた……。夏美を、そして天使を探す和志に「止まっていた《時の環》が動き始める」と告げる鴉門(あもん)。一方、山科沙由理をなぜか目の仇(かたき)にしている木ノ下礼子は、私は彼女の正体を知っていると和志に言い募る。天使の手がかりを掴(つか)んでいるのは一体だれだ──。(『BLOODLINK 雪花〈上〉』を改題の上、大幅加筆修正)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
薄荷飴
4
久々の新刊で待っていた甲斐がありました。今回はより緊迫したムードの中天使を求める和志とカンナですが、そうも簡単に行き着くはずもなくあれよあれよと深刻化していくので先が非常に気になります。伏線が明らかになりそうかと思えば尚深まり、より絶望感を増していく描写が非常にスピーディ。とにかく続きが読みたい。2015/02/09
warimachi
1
この新装版もまたとんでもないところで中絶してしまったものだ。この作品の完結はもう望めないのだろうか?2024/06/28
せき
1
若かりし日に熱狂した小説の、加筆訂正版な訳だけれども、やはりめちゃめちゃ引き込まれる。しかしコテコテの構成とも言える。しかし、最後の最後に面妖なヘブンまで掲載しておいて、この世界はいったいどうなるのよ!2021/10/15
フェムト
0
2ヶ月連続刊行ですってよ! ええ、まだ1月66日ですから。ついに敵(?)の親玉が暴かれていきます2015/02/19
-
- 電子書籍
- 幼稚園から不登校の私が、大学生になるま…
-
- 電子書籍
- 貧乏貴族ノードの冒険譚 Nord’s …
-
- 電子書籍
- 死んでたまるか 自伝エッセイ
-
- 電子書籍
- 賢者ちゃんは悟ってない!(3) ドラゴ…
-
- 電子書籍
- おかめ日和(2)