内容説明
畝源三郎の嫡男・源太郎も、はや7歳。歯痛で妙にしおらしい花世を気遣って、御利益があるというお稲荷さんに連れていくが……。幼い二人が放火事件に巻き込まれる表題作、大安売りに目がない女中頭のお吉の買い物が思わぬ事件につながる「お吉の茶碗」他、珠玉の7篇を収録。江戸情緒あふれるカラー挿絵(画・蓬田やすひろ)も美しい、愛蔵ベスト版第3弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あっちゃん
16
傑作選だけを読むと繋がらない話が多い巻(笑)無事結婚したせいか東吾の活躍が目立つせいで、るいの影が薄い感じが少し寂しい( ̄ー ̄)2025/09/11
sora
5
物すごく登録数が少ない。しかし面白い。流石の傑作選 全部の話が読み応えたっぷり。積み本の中でどれを読もうか?と迷った時はかわせみに行きます。安定の一冊です。東吾の強さにうっとりし、るいとのやりとりにはほっこりさせられます。大好きなシリーズの一つです。2023/01/24
アニータ
1
東吾に男の子が??それにしても通之進と香苗はあったかく心の大きな兄夫婦だなと思った。2018/02/15




