とある弁当屋の統計技師 〈2〉 因子分析大作戦

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とある弁当屋の統計技師 〈2〉 因子分析大作戦

  • ISBN:9784320110823
  • NDC分類:417

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内容説明

データの背後には何が潜んでいる? 探る手法とその意図を物語風に解説!
第2弾の本書では、データ分析で利用されている代表的な手法を丁寧に解説しました。取り上げたのは、「因子分析」、「主成分分析」、「t検定」、そして「分散分析」です。具体的には、第1弾で活躍した「データサイエンティスト」の二項文太を参謀?に迎えて、顧客である弁当屋の看板娘である正規乱子のクラスが、新年度に新校舎へ引越しできる権利を獲得するために作戦を展開していきます。第1弾と同様に、本書も通勤通学の電車の中でも通読できるよう、できるだけ単純化した説明を試みています。また、さらに本書の内容をソフトウェアで追体験できるよう、本書用のソフトウェア・パッケージを開発し公開する予定です。データを集めて解析しその背後に潜む要因を探る作業をしなければならないんだけど、いろいろな統計的方法を、いつ、どう使えばいいの?と悩んでいる人々に贈ります。

目次

第1章 新校舎と引越し
第2章 因子分析
第3章 統計モデル
第4章 因子分析大作戦
第5章 学期末試験
第6章 試験結果
第7章 引越しクラス発表

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

犬こ

12
「とある弁当屋の統計技師」第2弾。今回は学校の成績を統計的に解いていくわけだけど、因子分析について詳しい説明がないため、理解が難しかったです。ストーリー重視なので、統計本として読んだら、今回はイマイチかも。2015/03/09

烟々羅

8
前作は、あまりに現実感のない命名と恋愛だからギャグとして読めたが。続編として高校生活の中「君たち、こういうのが好きなんでしょ。萌えになってるよね」とばかりのあざとい薄っぺらさに腹が立つ。講義内容が、多教科の定期試験、各学科への素質と、高校ならではの良い題材・説明なだけに尚更だ。小説としては拙すぎて、間違いなく学者本人著、プロ幽霊作家じゃないレベル。 購入は2014-03-18 地元紀伊國屋。平積みで前作と並んでいたのをまとめ買い/恋愛と萌とプログラム言語ネタさえなければ良著2014/04/06

ふくみみ

5
ブルーバックスの統計入門にもテストの科目同士の相関についての章があったなー。関連するものは元々得意なような気もするので勉強してさらに伸びるのかな。新たに追加する科目があってその選択ならわかるが。ラノベという試みは面白いと思うが、実際に使われてる例そのままの方がわかりやすいかもと思いました。回転などの話も触れてるのはおぉーと思った。2016/06/10

mit

3
微妙。分かりやすいのは確かだが、ストーリー展開を重視しようとして、統計学の内容が薄くなり、より素人読者向けになっている。ストーリーはつまらない。読みやすければいいってもんじゃない。2014/02/07

kenitirokikuti

2
二作目である。やや、なれSEっぽい表紙と思ったら、イラストIxyだった。作中に登場する姓。渕上(主人公)。その他、日笠、悠木、豊崎、椎名、名塚、能登、若林、堀江、福園、赤崎、渡部。2016/05/28

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