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内容説明
自らバレエ団を率い、古典バレエを全世界に広めた不世出のバレリーナでバレエの伝道者。主人公の代名詞といわれた「瀕死の白鳥」は芥川龍之介も絶賛した。生涯結婚せず芸術に身を捧げたその生き方は、女子児童の夢と感動を呼び起こすことだろう。
目次
レジェンドストーリー8 アンナ・パブロワ―1881‐1931(日本にまい降りたプリマ 夢に目覚めた『眠れる森の美女』 苦難を乗りこえたバレエ学校時代 あこがれのプリマ・バレリーナに 『ひん死の白鳥』の誕生 世界にふみ出すアンナの挑戦 戦下の闘牛場にひびく大歓声 白鳥の永遠の旅立ち)
アンナ・パブロワ資料館(アンナ・パブロワの功績 アンナ・パブロワの生涯とその時代 アンナ・パブロワとかかわりのあった人々 アンナ・パブロワが残した言葉 アンナ・パブロワのゆかりの地)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あき☆ブラック・ベア
2
名前を何となく聞いたことがあるな…。くらいにバレエについてはほぼ知らないんだけど、自分の信念を貫いた人だったんだな。冒頭で日本のシーンがあって、『瀕死の白鳥』を踊ったラストで息絶えた白鳥を演じるときには幕が降りるまで息を止めているんだと言うことが分かり、もし幕が降りなかったら?と聞かれたアンナが「そのまま死ぬつもり」と言うんだけど、彼女の最後はまさにバレエの為に死を選んでいて…。そこまでバレエに命を懸けた人だったんだな。と、その強さと、だからこそ語り継がれているんだと言う事を改めて感じさせられた。2020/03/07
Y子
2
バレエを人々に広めるために情熱を傾けた人。人種や身分を気にせず、どんな場所でも公演を行い素晴らしいと思った。2014/09/06
ニコニコ
0
アンナ·パブロワ(ロシアが生んだ世界的なプリマ·バレリーナ)さんのことをまったく知らずに読んだのですが、彼女のバレーへの情熱や踊ることで人々に希望を与える姿にとても感動しました。自分が情熱を持って取り組めて、人のためにもなることって何だろうと考えさせられる一冊でした。2016/09/14