ケモノみち（２）

著者名：山浦サク【著】

講談社（2015/01発売）

• ISBN：9784063804164

内容説明

お金のない私立動物園の飼育員となった晴子（はるこ）。「1日に70万がかかる」そんな動物園の現実はシビアで……。飼育動物すべての幸せを願う晴子だったが、命の選択をしなければいけない場面に直面して――!?　小動物は買い換えたほうが安上がりって!?　そんな動物園の裏事情に飼育員晴子が挑む、愛と熱血の動物園マンガ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[十六夜（いざよい）]

お金のない私立動物園の飼育員となった晴子。飼育動物すべての幸せを願う晴子だったが、命の選択をしなければいけない場面に直面する。一巻では、働き始めたばかりの晴子が、ベテラン飼育員たちに次々と楯突く姿が鼻について少し萎えたが、２巻ではそれほどの悪目立ちもなく、徐々に晴子に慣れてきた。命を扱う仕事は死別を避けて通れない。どこまで人が関与すべきなのか、してもいいのかが凄く難しい問題なんだと思う。

2022/01/06

[まりもん]

レンタル。可哀想だから育てるだけではダメなんだというのが飼育員の現実なんだな。動物の死を乗り越えるのは誰もが通る道。松崎さんが宮本に対して天然気取りの勝手さが嫌いっていうのはあるかもと思った。本音をぶつけてくれる人だと思うと松崎さんは言い方はキツイかもしれないけど良い人だと思う。

2014/02/25

[ako]

晴子に反感を持ってる人もいる中、獣医になりたい娘とその母の仲を取り持つことによって周りの目も変わって行く、というようなことを作者は狙っていたと思うけど、普通は他人にああいう風に口出しされて素直に聞く耳を持つとは思えないし、ライターの小沼や子ザルのタロウの件にしても、前巻と同じく都合よく話が進み過ぎて違和感。

2015/08/05

[かずな]

おもしろいです 少しウルッとくる話もあります 動物が好きな方にオススメ 今後どういった展開になっていくのか楽しみです。

[公路郎]

動物の世界は分からない事が多いですよね。　だから、どういう風な事があるのか、おこるのか其れを知ることができるのは楽しい

2014/01/22