内容説明
リカール侯国はついにサクラッド王国の首都コーティアを攻めるための最終段階に入った。
エイジは身の危険を伴う奇襲作戦を提案し、エイジをこの世界に呼び出したリッカは、運命を共にして戦うことを決意する。
一方、サクラッド王国の王女アルティアは侯国打倒のために単身、動き出していた。
彼女は隣接するサニア大公国とエルフ自治領を味方につけ、リカール侯国を滅ぼそうとエイジたちに迫る。
はたしてエイジとリッカは、勝利をその手札の中に引き寄せられるのか！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アウル
14
前回の最後にアルティアが攻めてくる書いてあったので今回はアルティアとの戦いかと思いきや芹香に嵌められて最終的にエイジのフラグ建築に落されたな。バトルシーンはイメージしやすいので解りやすかった。次巻は芹香によって召喚された新たな日本人とエイジとのバトルかな？2013/11/24
まりも
13
カードを使った戦争第二巻。主人公も含めて周りのキャラが魅力的で元気に物語の中で動いているのがよくわかりますね。敵役と思っていたアルティアがヒロインとしてこれからも活躍してくれるようで嬉しい。ただの戦争すきなだけてなく朴念仁でたらしといった基本的な主人公要素も押さえているおかげで不必要に話が重たくならずに作者らしさを出せているところも良い。ただカードゲームのルールであったりとかが相変わらずよくわからないのでそこらへんなんとかしてもらいたい。次回は格上の存在が出てくるようだしどうなるのかな。2013/11/25
朝夜
8
恋は盲目､愛は猛毒…みたいな感じですかね。読了。ｱﾙﾃｨｱのﾚｷﾞｭﾗｰ加入が嬉しいですね。ｴｲｼﾞは最初から王国に召喚されてｱﾙﾃｨｱと一緒に王国を復興させる的な話だったら波乱続きで楽しめたんじゃないかなぁ､なんて思ったり。 最後に分かりやすいｸｽﾞが登場しましたがどうなるか… 続きも楽しみです。2013/11/29
サキイカスルメ
8
やっぱりマユ可愛いなぁ。王国に勝って優勢になったリカール候国と、劣勢になった王国の王女アルティアの戦いの2巻。やはりマユの可愛さがピカ一でした。パン屋設定が日の目をみてた(笑)大掃除のイラストが可愛くて可愛くて。今回は出番も多くて嬉しい。戦闘狂な主人公エイジは、タラシ能力が倍増してました。着実にハーレム築いてる。アルティアは、個人的に好きなのでレギュラー続投は嬉しかったです。一生懸命な女の子は好きですよ。最後に登場した敵は、もう格好と髪型だけで既に負けフラグだと思うの2013/11/28
KUWAGATA
7
カードゲームというものをよく知らないのでなんとも言えませんが、国の運命を左右する方途となっていることに今ひとつ馴染めません。構成やキャラの立て方などはさすがの森田さんということで安心して読めますが、個人的に森田さんにはこういう作風よりも、伝奇や民俗学、宗教学などを駆使した作品を期待していますので、ちょっと物足りなかったり。ただ、作品単体としてみれば十分に面白いですので今後も継続します。もうちょっとマユの出番を増やしてください、是非(笑) 絵は特別うまいとは思いませんが、味があって好きな感じです。2014/01/02
