オーバーラップ文庫 烈風の魔札使（マージ）と召喚戦争 4

著者名：森田季節【著者】/クロサワテツ【イラスト】

オーバーラップ（2014/08発売）

• ISBN：9784906866939

内容説明

リッカの全身全霊の召喚術により、エイジの魂はネオアルカディアに戻った。
英雄の復活に沸き立ったのも束の間、帝国からは愛甲漣雅とエイジの、両国の英雄同士、一対一の決闘を求める書面が届く。
一方、芹香は、世界の歴史が自分のコントロールから外れて、エイジを中心に回り始めているのではないかと感じていた。世界に混沌を招くため帝国へのさらなる介入を計る芹香だったが、その前に思いもよらぬ人物が立ちふさがる。
未来を決めるのはカードか、人間か、それとも神か――！？
魔札使たちのカードバトル戦記、ついに完結！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まりも]

前回のリベンジ＆帝国戦。皇帝も異世界から来た人物だというのには驚きましたが最終戦も含めすごくあっさりと終わりましたね。森田作品にいえる事なんですが設定は結構いい割にそれを生かし切れていないのが残念。最後までカードバトルの要素が薄いまま終わっちゃったな。ラブコメパートはリッカエンドという事でメインヒロインはやっぱり強い事を再認識しました。子供二人も出来ちゃうのね。次回作買うかはちょっとわからんなぁ。

2014/07/26

[アウル]

最終巻。漣雅にリベンジと帝国との決戦。駆け足で終わっていったな。ひたきがネオアルカディアにまで来れるくらい強くなったのには驚いたがそれよりもヤンデレになりかけている方が衝撃が強かった。読みやすかったがカードバトルの盛り上がりに欠けるのが惜しかったかな。

2014/08/04

[1_k]

完結。皇帝が突然牙を向いたと思ったら、やや打ち切りめいた俺たちの戦いはこれからだエンド。黒幕の思惑も明らかになるが、これ以上続けても似たような展開にしかなりそうもないので、いい区切りかもしれない。ちゃんと現実世界においてきたヒロインにもオチを付ける所は配慮が行き届いている。

2014/08/10

[真白優樹]

帝国と最終決戦な今回。・・・まさか敵の大ボスまでもが異世界からの来訪者だとは思ってなかったぜ。それでも何とか勝てたのは僥倖というべきか。ひたきちゃんも地球で頑張っているようだし・・・最後はリッカと夫婦になり時が過ぎ、エイジ君がお父さんに。・・・ていうかひたきちゃんまで召喚されたとは・・・どこまで勝ち進んだのだろうか。 時が経って結婚しても相変わらずなエイジとリッカ。・・・とりあえずお幸せに。ていうかひたきちゃんがああいう考えを抱くとは・・・ 何はともあれ完結、次回はどんな作品になるのだろうか。

2014/07/24

[leo18]

完結。最後までルールと制限の分からないカードバトルには馴染めなかった。ただキャラまわりの決着には満足。長めのエピローグもうれしい。また次作ファンタジーか・・・。

2014/08/01