マーガレットコミックスDIGITAL 思い出のとき修理します 1

著者名：山口いづみ【漫画】/谷瑞恵【原作】

集英社（2013/12発売）

• ISBN：9784088451084

内容説明

仕事にも恋にも疲れた元美容師の明里は、子供の頃に少しだけ過ごした商店街にあるヘアーサロンに引っ越すことに。　『おもいでの時　修理します』という奇妙なプレートを掲げた時計屋の青年・秀司、風変わりで少々毒舌な大学生・太一と親しくなった明里は、商店街で起こる不思議な事件に巻き込まれていくが…？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[masa@レビューお休み中]

小説が好きだったのでコミックも読んでみたいなと思っていたんですよね。秀司はイメージ通りだけど、明里が想像していたのと違うと思っていたのですが…。読み進めていくうちに慣れていきますね。素直になれなかった若かりし頃の自分の行動を後悔するハナエさんの物語はいいですね。想いを託すように明里にあのときのワンピースを着てデートをして欲しいという。過去も記憶も変えられない。決して起こってしまったことは変えることはできないけれど、今を変えることはできるんですよね。

2017/08/31

[ももたろう]

原作を読む前に…。人は後悔や悲しみがあると時が止まったままになってしまう。「なんで」「どうして」「もう一度あの時に戻れたら…」そんな人の思いと機械式時計…どちらも人の手が関わることで「時」が動き出します。思い出は「元に戻すこと」はできないけれど、また動き出すことはできる、前に進むことができる…。他の作品で感じた原作者の谷瑞恵さんが醸し出すちょっと低いけど心地よい体温とふんわりしっとりとした雰囲気がよく表れている気がします。太一が不思議で気になる。人間？じゃないような…？明里が過去を見られるのも太一の能力？

2015/10/11

[英知＠マンガ専用]

原作のタイトルだけ聞いたことあったので読んでみました。原作も良いみたいなので、いつか読んでみたいと思います＾＾

2014/06/01

[あーさん☆花火大会が迫っています！！]

再読。早く買いたい（￣～￣；）

2018/06/11

[あっちゃん]

原作からですが、絵が綺麗でサクッと読めました。はしょった話もあるので時計屋さんと明里の進展が早かったのと、明里の複雑な心理過程と思い出が繋がる最後の話が無かったのが残念でした…。原作も２巻が出たので続巻が出るのを期待します！

2013/10/12