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内容説明
「貴女の心にお邪魔します」驚愕・後悔・絶望・怨嗟・絶叫・悲哀・憔悴……。人の心が形作る、禍々しくも残酷で美しき世界。その世界の扉を開く能力者・蓮（れん）の怪奇譚、ここに開幕。人の心は、誰も立ち入れない「神域」。死してなお遺（のこ）り続ける「神域」が、人に災いをもたらすこともある……。住所不定の特殊能力者・蓮は「神域」の扉をこじあけ、救われぬ魂と対峙する――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
柊龍司＠中四国読メの会＆読メ旅＆読食コミュ参加中
7
夢を喰う獏でなく、悪霊を喰らう獏。悪霊を喰らって成仏させるという新たな形?前作のほのぼのした感じから一転不気味な話にもこの作者の絵は合いますね。続きにも期待してます。2013/08/07
山野辺ワラビ
3
耳栓外した時のいろいろ中から飛び出して来るところの描き込みと、霊を食っちゃうシーンのインパクトがすごい。話は怖くないけど、霊の描き方は面白いな。じっとりした女の情念を扱った話が多くて、怖いというかやるせなくなる。しかし、主人公が話の中で扱われているほどの超絶イケメンには見えない。2013/09/18
緑虫＠漫画
3
こういう方向性でこの人の個性が生きるのか、という発見があった。なにしろ霊と接触する瞬間の描写に迫力がある。特に最後に収録されてる話。2013/07/31
KUU
2
見える体質の人が、死者の想いを果たす――てのはありがちではあるが、描写にエグさがあっていい。……いや、ちっさい武士は笑うけどさ。 ただ、古いと～の設定は結構珍しいな。 ラストの話は一番キてたなぁ。あと鈴ちゃんは素の方が可愛いよね2016/07/13
くまくま
2
絵が好みから離れているものの、話は面白かった。読み始め、少しじっとりしてて、ホラー好きであるものの「あ、これはヤバイのに手を出したかな」と思ったけど、読み進めたらそうでもなく読後感も悪くなかった。しかし、この人の描く顔は長すぎだなー。2014/01/26
