内容説明
奥秩父山中で、喉に狼らしき咬痕がある女性の刺殺死体が発見された。被害者は、ミステリ作家の六波羅一輝に同行していたカメラマン。一輝たちは、狼信仰に纏わる新興宗教団体を取材していたのだ。警察は捜査を開始するが、第二の殺人が発生し――。秩父夜祭で賑わう街で起きた、殺人連鎖の謎と真相に一輝が挑む。シリーズ第6弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雅
24
狼信仰や感情の起伏についてもっと深く取り上げてもよかったかな⁉️サラッと読み終わった2019/04/26
coco夏ko10角
18
シリーズ第6弾。今回は秩父へ。新興宗教団体を取材に行った一輝とみなみ、同行していた女性カメラマンが殺されて…。第2弾で登場した民族学者・寺嶋も登場。発売からそこそこたつけどシリーズ続き出ないのかなぁ。あと表紙の雰囲気が今までとがらりと。2020/01/08
LUNE MER
9
シリーズ第6作。ぼちぼち、伏線から推理するのではなくて、伏線の張り方からメタ推理するよね。「読者をこっち方向にミスリードさせてやれw」っていう罠の仕掛け方が素直なんだもの統一郎さん。今回のテーマはニホンオオカミ。つい最近、四国から神棚に祀られていたニホンオオカミの完全な頭蓋骨が発見されたというニュースがあったので、たまたまニホンオオカミについて色々関連情報を仕入れていたところで本作。やはり何か巡り合わせってあるんだよね。しかし、ずるずる引き摺るなぁ、主人公二人の関係。不憫すぎる、みなみ.°(ಗдಗ。)°.2019/09/12
惠
9
民俗学??そんなもの、いんです(笑)。だって一輝は民俗学者じゃないもの。興味の抱ける環境に育っただけ。なかなか書けない作家だもの。那智先生を期待しちゃいけないよ。2時間ドラマ化されやすいトラベルミステリとしての読み物なのです。その割には犯人、読めなかったなぁ…。庭先とマンション、読み切る(推理する)ことができなくて「あれ?」となっちゃったよ。悔しいなぁ。鯨にやられるなんて…苦笑。このシリーズはこれでよし。軽く適当にこれからも読んでいきます。2013/09/29
しぇん
7
相変わらず何か軽く事件が進行していきますね。シリーズ通じてですが結構簡単に私利私欲で殺人起きたりしてますが、こんな人達本当にいかねなくて嫌だなとは毎回思ったりも。秩父は行った事無いので、どのくらい自然が残っているのかそのうち見に行こうとも思いました。みなみさんとの関係は生活にゆとりできたからか、今回普通にキスしかけたりしていて少し驚きました。みなみさんが前巻から積極さをふりきってはいましたが……。2015/11/04
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