野田ともうします。（５）

著者名：柘植文【著】

講談社（2013/10発売）

• ISBN：9784063377828

内容説明

中年女性のムダ話に意味を見出したり、レーゾンデートルに思いをはせたり……。まわりの空気に左右されず、自分らしく突き進む、そんな野田（のだ）さんがラブレターをしたためていた！　その気になるお相手はいったい誰！？　さらに、とある梅雨の日に彼女のもとに集まってくるメガネ・眼鏡・めがね……。これが意味するものとは――！？　NHKで実写ドラマ化された地味女子・野田の地味愉快な毎日。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[bluemint]

マンネリ気味だが今回も面白いセリフなどが見つかる。今日も鳴らないケータイ・・・俺のこと。スタンプカードを最後まで貯められる確率と本当の愛を得られる確率は同じ。生ダコを丸ごと出して、サラダ感覚でお召し上がりください・・・ムリだよね。あとカップ麺のスープで「召し上がる直前にお入れください」っていうのがあるが、先にいれるのとそんなに変化があるのだろうか？

2017/10/08

[るぴん]

あらゆる物のレーゾンデートルを破壊する野田母の怒り方と、電車の中の空気読み合戦が良かった‼︎あそこまでじゃないけど、電車の中の他人の会話にイライラする気持ち…ちょっとわかる(-｡-;

2014/02/24

[みゃ]

いくつかのレビューに「野田さんに慣れて前ほど面白く感じなかった」とあった。確かに前ほど声をあげて笑うことはなかったけど、充分面白かった。野田さんお変わりなく、なによりですw

2014/03/27

[まつり]

相変わらずよくそういうの気付くなのオンパレードで楽しかったです。特に『私たちの生きるこの社会は中年女性のムダな会話で成り立っている』!なんだこれ名言!笑。ということで先日スーパーの鮮魚コーナーできれいにおろされたサンマを見て思わず｢すごくきれい‥!｣と呟いたら隣のマダムに｢ほんとよねー｣と話しかけられた記念に登録しました。私にも素質が‥いや既に私が中‥‥まあいっか。　　改めて読み直すと老人会の存在感ありすぎてさらに笑えますww

2015/11/16

[fumikaze]

野田さんの周囲は個性的な人達であふれている。山本くん、重松さん、富沢さんが好き。（廃棄）→ずっと読んできているので、いつの間にか彼等は私の友人の様になって来ている。彼等と別れるのは寂しいが、でも本を整理しないと家が片付かないので。