野田ともうします。（４）

著者名：柘植文【著】

講談社（2013/01発売）

• ISBN：9784063377422

内容説明

雨の月曜日に、奴はやって来る――。「ニセ野田」あらわる!?　NHKでの実写ドラマで注目度UPの地味女子・野田さん。今回もラジオの公開録音に出かけたり、ヘミングウェイの作品を批評したり、あだ名について悩んだり、地味愉快にゴーイングマイウェイ！　読むと地味に元気が出る（!?）、地味女子・野田ワールド満載の1冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[るぴん]

相変わらず、人生の哲学のようなそうでもないような、深いような軽すぎるような、不思議なゆるゆるの世界観。面白いなぁ(*´◡`*)

2014/02/23

[袖崎いたる]

野田さんな～。個性的だけど、目につくところに目を向ければ アスペルガー感あるんだよな。社会におけるちょっとした不気味なものなんだよな。あるいは認知症っぽくもあるんだよな。自分の服装が異質であることとか、自分のコミュニケーション仕方が相手にどう思われかとかを把握するようなメタ認知の機制が狂っているようでもあるし。もちろんそれは悪いことではないのだけれど。気に入ったセリフ→「「学ぶ」というのは身につけるということ ただ知識を詰めこんだだけでは 何も学べはしないのよ」「本なんか読んでるの変人ばっかだしさー」

2017/04/20

[ＫＡＫＯ]

「ミステリと言う勿れ」映画館で観てきました。整くんと野田さんが会話したら、すごく面白いんじゃないかな～と一人で妄想してました。

2023/10/04

[ダグラスまま]

面白い！大切に読んでいるのだけど、終わりが見えてきて寂しいな～。変わらないものなんてない、大人はそれを受け入れて生きていくしかないの。と、ラジオの変化に悲しむ野田さんを慰めたバアさんの言葉にウルッときます。「運命のサンドイッチの人」「鶴舞う群馬県」あたりもツボでした（笑）オシャレ単語を捨てた野田さんの携帯！変換を見せてほしいです。面白かった！

2017/02/07

[fumikaze]

「野田ともうします ④」 再読。第６巻を購入したので読み直してみた。 野田さんは時々脱線するけれど、ちゃんと周囲が助けてくれる。 また、彼女はバカにされたり嫌われることも多いけれど、彼女のことを理解してくれる友人もいる。 この漫画を読むと「あなたはそのままで良いんだよ」と言われているようでホッとする。

2014/06/30