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内容説明
1870年のイギリス。パブリックスクールに入学したアーネストは、ひとクセある最上級生・レスターベリーのファグ(雑用係)となる。彼の導きのもと、多くの出来事を体験するが…!? 紳士の卵たちのボーイズ・ロマン!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロ＠いつも心に太陽を！
23
ｱｰﾘﾝﾄﾝがめっちゃいい子!!彼は素敵な紳士になること間違いなし(*^∨^*)ｽﾀﾘﾝﾘｰの事情もなんとなくわかってきて､ｱｰﾘﾝﾄﾝなら彼といつか友情が築けるだろうと思う｡ｹﾞｰﾑを通して新入生の絆が強まっただけでなく､上級生たちの頭のよさを見せつけられた感じ｡紳士の国は違うね!!この学園生活の中で彼らはとてもたくさんのことを学びたくさんの宝を得て社会に出るんだろうなぁ｡ｱｰﾘﾝﾄﾝ自身に出生の秘密があったことなんかもわかり本当に面白かった第２巻､早く続き読みたい〜(>∀<*)♪2013/07/06
歩月るな
16
「好きではない相手とも意見が違う人間ともうまくやる それは妥協や敗北じゃなく政略なんだ 君たち新入生もいずれ覚える かならずね」やばい一巻読んだの三年前や……ので読み返しつつ。下級生の仲が悪く見えるのは寮長と監督生の力量が問われる問題なので振る舞い方は身に着けてもらわないと困る。男社会で人に命令する立場の人間になるための学校なのだと言う事を思い知らされつつ、それでもどうしてこうも憧れてしまうのだろうか。アーリントンとスタンリーの打ち解けも策略によって。いずれの寮長コースを目指すエヴァレットの活躍も見もの。2016/12/02
はるき
15
寄宿学校での仲間や先輩との共同生活の中には当然揉め事がつきもので、年若い少年たちは時に激しく諍う。でも仲違いしかかった一年生を上級生が誘導して成長と自発的な和解を引き出すなんて凄いじゃないか。一年生たちの子供らしい失敗や甘えも可愛いけれど、上級生達の大人顔負けの策士っぷりが最高。複雑な家族関係の中で素直に育ち、皆の絆になろうとするアーネストがどんな男性になるのか本当に楽しみ。2016/06/15
ぱんちゃん
15
［レンタル］寮のトップには寮長（ナイト）、副寮長、監督性と続くのですが学年とは別に階級が有って、学校や寮の大人たちや学生から指導者としての資質を見定められて（点数性で）登り詰める仕組みです。階級毎に学べる教科が変わり最終階級になると大学進学特別授業を受けられたり寮で個室をもらえたりするようです。この寮長と寮長候補のお兄様たちが格好良くてですね！！賢くてウイットに飛んでて、寮を上手く機能させることも点数に入るので揉め事は取り締まるけどやんちゃもしなくちゃね☆みたいな感じとか、悶えます！2015/05/10
nirokuya
11
今回の表紙はアーネストのファグ・マスターであるレスタベリー(マーティン卿)。『レディ・ヴィクトリアン』でも単独表紙は飾ったことなかった気がする。快挙！１巻で気になっていたアーネストとスタンリーの関係も上級生達の画策により、少し改善されたかな。それにしてもテニスンの詩を朗唱するスタンリーは美しすぎます！学校周辺の人々や従兄弟エドガーの生家であり、アーネストの亡き実母の実家の様子も描かれて背景に奥行が出てきた。幼馴染みのキャサリンの行方も含めて今後の学校生活がどうなるのかな〜。2013/05/17
