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内容説明
金角銀角が持っていた七星剣と芭蕉扇を、斉天大聖（孫悟空）に返しにやって来た女探偵マッコイは、ある殺人事件の犯人捜索を依頼される。被害者はキョンシーになっていることから、犯人もキョンシーであることを予想。捜索を続ける中、新たな犠牲者が……？ そんな中、マッコイを付け狙う神がいた。その名はオーディン。北欧神話の主神である。マッコイの体内にある草薙の剣を手に入れたいオーディンはある企みを実行する！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柊龍司＠中四国読メの会＆読メ旅＆読食コミュ参加中
37
北欧神話、暴走！帯の文句がピッタリ、そして十神会議大混乱で、あの大神が次号大きく動きそう。オッサンが活躍しそうというか、神様だけど、神様の亀甲縛りに吹いてしまった2013/05/23
金目
10
ヒャッホー世界一格好良いスダレハゲオヤジの登場だー！信念を崩されると弱いのは神様も同じだった。蛇は相変わらずヤなとこ突いてくるね。キョンシーの話は実に切ない。愛する人のために6度死んだのもすごいけど、それでアキレスやフィン殺したってのもスゲェな。斉天大聖は人の機微が分かる神様ですな。しかし一番笑ったのは巻末の十周年記念漫画。悪魔との契約のために緊縛シーンを入れなきゃいけないとか、マガジンＺ原理主義に追われて新潮社に逃げ込んだとか、フィクション何割何だろう･･････ｼｬﾊﾞｳｫｯｷｰもその内読まなきゃなぁ2015/06/09
角
9
キョンシーの話が切なすぎる。そして後半のオーディン編の盛り上がりが半端ない。ここまで心を高揚させてくれる筋運び、久しぶりに味わった……っ2014/04/08
monkey
9
前巻で麗しい兄弟愛を見せてくれたハデス様が･･･捕らわれの姫を救うのは王子の剣か？付喪神の銃か？それともバーコードの禿か？次巻が楽しみでしょうがない。2013/05/14
桜子
8
巻頭のキョンシーで(；∀；)ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰって感動してたら…その後、亀甲縛りの連投に唖然となる。百頭菜単でさらなるグレイプニルの利用法→再利用を知って絶句した。物語は佳境に入ってしまったようだが、「最初の蛇」の話が終幕しても、マッコイの洒脱な活劇はずっと見ていたい。2013/05/10
