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内容説明
高校3年生。無限の可能性を信じられるほど、子供じゃない。――カトーくんとの関係は宙ぶらりんのまま、自分の夢すらわからないみかこ。一方緑川（みどりかわ）は、自分にとっての“特別”が誰なのか、ついに自覚する。残りわずかな高校生活、どんなに願っても“このまま”ではいられない！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まみ
5
webで欠かさず読んでるけど紙に乗ると印象が違う。加筆、されてないよね？ 「いま ばかだって言わないのは 緑川だけだ」2013/04/19
風鈴黒餡
4
鉛筆を尖らせたり、恋人じゃない男の子との約束を守ったり、オリジナルのバンドメンバーに固執してみたり。センター試験前のような大事の前には、そういう拘りに縋りたくもなるし、それをちゃんと武器に出来る人種もどんどん出てくるのだけど、夢も目標も漠たる我々としては、同時に更に不安を呼び込む事にもなるのですよね。モデルになったバンドと物語を同期させるなど、本連載のライヴ感も面白いけど、裏みかこさんまで続けて読める単行本版もまた味わい深いです。2013/04/27
sa-ki
3
みかこさんも緑川もお互いに特別だってわかってるのに・・・うーん、じれったい！ だがそこがいい。名付け秘話にびっくり。そんなんでいいの？(笑)2013/04/20
ちいさな図書館
3
掬い取る、という表現がぴったり来るような、独特の雰囲気。日々の隙間に潜む小さなきらめきや切なさを丁寧に掬い取っているよう。2013/04/19
MIKALIM
2
裏みかこさん◯2014/07/11
