角川ビーンズ文庫<br> シュガーアップル・フェアリーテイル 王国の銀砂糖師たち

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角川ビーンズ文庫
シュガーアップル・フェアリーテイル 王国の銀砂糖師たち

  • 著者名:三川みり【著者】/あき【イラスト】
  • 価格 ¥594(本体¥540)
  • KADOKAWA(2013/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041007693
  • NDC分類:913.6

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内容説明

銀砂糖師キャットとアンの出会いをはじめ、アンとシャルが歩んだ道の様々な軌跡。さらに、若き日のキャットとヒューの物語、幼いアンと母の思い出を描いた書き下ろしも収録。豪華ピンナップつきの珠玉の外伝集!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

68
王国の銀砂糖し達、というタイトルですが、おそらく実情は『猫さんファンによる猫さんファンの為の猫さんファン小説集』なのではないでしょうか。ほろっと来たり、出会いに新鮮さを覚えたり、はらはらしたりと一キャット好きとして楽しく読みました。ビーンズにしては珍しく、中にカラーのピンナップが入っています。あきさんの絵が可愛い―、とふわふわ優しい気持ちで読めました。アンとママの話も微笑ましくて可愛いし、二人の銀砂糖師の話も健気で素敵。インタビューは、言わせたいインタビューアーと言いたいシャルの掛け合いが面白かったです2014/06/11

藤月はな(灯れ松明の火)

39
ふわふわしているベンジャミンの老成ぶりに驚きつつもヒューが砂糖菓子を作るようになった理由とキャットの過去に切なくなります。この短編集を読んでからキャットがツンギレにしか思えなくなったのは不思議だ・・・。本当に久しぶりだったのでアンに対するシャルの愛情表現が上がっていく様に赤面しつつも登場人物への質問コーナーでのシャルの欄でのアン大好きぶりに笑いを堪えるのに必死でした(笑)2014/02/21

フキノトウ

32
ベンジャミンと、キャットのお話が好き。キャットの間抜けさ加減が愛おしくなってくる(笑)2013/07/20

さなだ

28
短編集。キャットとアン達の出会い編、ヒューとキャットの過去編など。 キャットとベンジャミンの話が好き! キースのお礼代行に吹いた(笑) 10の質問が面白かった〜シャルはアンのことばっかだよ☆2013/10/25

らじこ

26
事件という事件はなく、穏やかな日常を詰め込んだ短編集。久しぶりに三川みりさんの素朴で丁寧な文章を読んだ。やっぱりこの人の文章が好きだなと思う。亡くなった人に会いたい気持ちに共感し、自分の立場だったらどうかと置き換えて読み進めて、目が点。あのエマは。でもお金も払って、偽物エマを見てなお、来てよかったというアンは綺麗な心のいい子だなと思った。羨ましい。だからキースが好きなんだろう。シャルよりもキースが好きなのでもっと出番が欲しいところ。キャットの過去については、あれが惨めか、共感できなかった。2016/09/20

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