内容説明
運命の夫・彦馬と出会う前、長州に潜入していた凄腕くノ一織江。任務を終え姿を消すが、そのときある男に目をつけられていた――。最凶最悪の敵から、織江は逃れられるか? 新シリーズ開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるる
48
蛇文の執着が気持ち悪すぎ。織江を追ってアメリカまで来るなんて…。回想と現在を行きつ戻りつ、最後は蛇文と織江の対決になるんだろうけど、どんな展開になるのか楽しみです。お馴染みのキャラの登場も期待してます。2015/04/20
金吾
30
前作と交差しながら話が進みます。長洲藩邸侵入が好きな部分です。2023/05/02
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
29
大好きだった『妻は、くノ一』の続編が読めるとは!嬉しい。織江の回想で綴られる物語。敵は長州忍者隊首領の息子・鬼藤蛇文(伊藤博文みたいな名前だな)。長州に潜入した織江が女中として働いた家はなんと高杉小左衛門の家。ここの息子の名前は小忠太。つまり……と、幕末好きにも嬉しい設定でもある。私の好きな彦馬の授業風景や原田朔之助の姿が懐かしい。川村真一郎さえ懐かしい。鳥居さんも早く出て来ないかしらん。2013/05/22
金吾
26
続編ですが、かなり時間は経っています。しかし回顧シーンは当時と連動していますので面白いです。2022/11/21
ichi
26
【図書館本】10巻ストーリー終了後、彦馬と織江がロサンゼルスへ移住した所から始まり、織江が彦馬と出会う前の忍びの回想の話が描かれています。2人には子供が3人でき、子供たちは既に独立している設定。そんな中、刺客が?次が気になります!2015/02/24