内容説明
かつて織江の命を狙っていた長州忍者・蛇文が、米国の要人暗殺計画に関わっているとの噂を聞いた彦馬と織江。保安官、ピンカートン探偵社の仲間とともに蛇文を追い、ついに、最凶最悪の敵と対峙する!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるる
44
終わってしまった。リンカーン暗殺の警護につく彦馬と織江。ほーら話が大きくなってきた!江戸での戦いよりもスケールアップした戦いっぷり!そしてさっくりまとめる風野節。さすがだ(笑) これでもう妻はくノ一シリーズは本当に終わるのかな?スピンオフとかまだまだ出来そうですよね。2015/04/29
金吾
29
すごく読みやすいためあらすじくらいしか覚えていないため再読でありながら新鮮に楽しめます。夫婦の繋がりが良い話になっています。2023/05/02
金吾
28
読みやすくて面白いシリーズですが、最後はあっさりしていました。夫婦助け合うのが良かったです。2022/11/21
憲法記念日そっくりおじさん・寺9条
27
『妻は、くノ一』シリーズ、とうとう終わってしまったのだなぁ…私は織江と彦馬達が大好きなのでつくづく淋しい。またNHKがドラマにしてくれたら更なる番外編を書いてくれるのだろうか?。本書では第2章『海ン婆』が印象的。謎解き話が多いシリーズの中、雁二郎の妹の人生が何だか良い。切ない。最終章は『暴走特急』。これは大サービスの西部劇だった。肩の凝らない娯楽小説なのに、時々考えさせられる一文があったり。良い。2013/10/18
ichi
23
【図書館本】最終巻。このシリーズ完結です。前巻に登場した雁二郎と思ってした人物は息子でした(笑)リンカーン大統領暗殺を企てていた蛇文。ついに彦馬、織江との対決へ!でしたが、何だかあっけなかったです。2015/02/27