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内容説明
在外公館派遣員としてラオ王国の日本大使館で働く主人公・青海空土(あおみ・からど)。ある日、マラリアで入院した日本人観光客の身元確認に行った空土だったが、その患者は偽造パスポートを使った中国人強盗団のメンバーだった! その後、強盗団の呼び出しに引っかかり、拘束されてしまった空土。その男の目的は? そして空土は危機から脱出できるのか!? 他にも、人気作家の取材旅行をアテンドしたり、ラオに進出するコンビニのお手伝いをしたり、青海空土、異文化コミュニケーションに奮闘中!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たべもも
13
★★★★☆。空土が誘拐されたり、有名な小説家さんをラオ観光に連れて行ったり、コンビニ進出に協力しおにぎりの具材大会してみたり、流石下っ端、色々やってます。1巻でオロオロしてた彼は随分仕事もラオの国とも馴染んできたようです。ラオの姫様・ケイトとはどうにかなるのか、ならないのか。2014/12/15
veckio
3
この巻から、空土君が少しずつ仕事に対して積極的に自ら動くようになってきたように思います。2015/09/15
ミヤマ
2
異文化交流モノでは、対比として逆に日本が目立ってしってそれが個人的にはうへぇな感じで辟易してしまうのだけど、この作品はギリギリのところで日本臭さが閾値を超えていない。バランス感が良いんだろうなと思う。あと純粋に日本マンセーではななくて、作者さんには屈折した思いとかあるんだろうな、たぶん。ある種地味なんで、続いてくれるかどうかだけが心配。2013/01/05
al
2
登場人物も出揃い、軌道に乗ったのを感じた5巻。個人的には既刊の中で最も好きな巻です。国際強盗団との遭遇、ラオを知ってもらうということ、おにぎりinラオ。どれもきれいにまとまりながらも考えさせられるよいエピソードでした。日本礼賛でもなく、海外賞賛でもなく、同じ地球に生きる人間同士だからどこかで解りあうことができる。背伸びをしていない国際交流とでもいうのでしょうか。「普通の日本人が世界に足を踏み出したら」というテーマの、西山さんならではの調理法だと思います。2012/11/27
萩
1
中国マフィアに誘拐されるとか、ホントに巻き込まれ体質な空土くん。テンパり方がちょっと可愛いな。パスポートって国内でそんなに無くなってるの!?びっくりした…!最初は頼りない空土だったけど、人の本質を知ろうとする素直さにすごく好感が持てる。おにぎりの具でひと悶着。どれも美味しそう!でも、徳島にすだちのおにぎりは、そうそうないよ…。美味しいだろうと思うけどメジャーではないよ。2013/02/22