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内容説明
「ふたりで一緒に、とおいとおい、きれいな世界へ……」いじめとたった一人でたたかう菜々芽(ななめ)は、ソラの死の理由について思いをめぐらせます。なんとか手がかりをつかめないかと考えるうちに、野外学習がはじまりました。でもそこには、あいのしかけたおそろしいワナが……。加速していくなぞと恐怖。菜々芽は生き延びることができるのでしょうか──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
133
すぐに警察に被害届を出すべきだなと思う事ばかり。あいちゃんの目的は何なんだろうと気になる。2019/09/02
東西
15
野外学習でまた闇が… さて、最初のわんこ曽良野の話 誰が曽良野の手を話したのか… だんだんサスペンス調になってきましたね2014/12/15
年中古本派・文花
12
正直、好きな作品ではないが、この先どうなるかは気になる。この作品の性質上、読んでいる自分まで、傍観者という名のいじめっ子になってしまった錯覚に陥る。2012/12/24
袖崎いたる
10
この――ぼくは〝この〟ではなく〝あの〟と書けばこの虚構から受けた印象が容易にあの頃の誰しもの実存問題として切実だったであろうあの厭世感をどなたにも想起させるものと信じたかったりする。素朴に。不可能とワガママを知りながら――、小学生の、それも高学年に差し掛かる頃の名状化し難い嫌な感じは何なのだろうね。現代日本の民主主義の衆愚の有様がもしかしたらあの頃をネにしていたりするのではないか、とか、この作品に読むことも不可能ではないだろう。あるいはポスト・トゥルースの事態をもキーワードにして読むこともできるだろうね。2017/02/02
みやび
9
読んでいてつらい。苦しい。光本菜々芽、頑張って欲しい。ソラが屋上から落ちた時、誰かが一緒にいたんだ。男の子。しかも、ラストの話だと別のクラスの子なのかな?蜂屋最悪だ。なんで、こんなに可愛いのにそんな事するんだろう?意味がわからない。このクラス、他の子もおかしい。光本さんの言うとおり、誰が敵で誰が味方なのか、見極めなくてはならない。近藤くんは味方?でも、隼人の件もあるから、まだ安心はできない。2013/09/02