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内容説明
【六軒島の真実に至る道を、ここに。】
1986年10月4、5日六軒島。あの日、あの場所で起こった不幸な事故――。たった独り残された縁寿は、真実を知ることを求めた。愛しい妹のため、戦人は縁寿をあの日の六軒島へと招く。その眼で真実を視てもらうために―――。真実に至る道筋の散りばめられた、「うみねこ」最後のゲーム、開幕…!!
(C)竜騎士07/07th Expansion (C)2012 Kei Natsumi
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
京
24
ゲームマスター戦人が用意した、縁寿のためのゲームとは。事件当夜ただ1人惨劇の島にはおらず、後の絵羽との辛い暮らしや周囲からのバイアスのかかった情報の所為で、真実はおろか事実さえ縁寿には遥かに遠い。幼い頃の記憶はおぼろげで、しかし例え印象しか残っていないのだとしても、自分が信じる記憶に疑いが生じるというのはまるで足場が崩れていく感覚に近いほど衝撃的なこと。戦人のゲームは作りモノ、けれど戦人は縁寿に知って欲しいことがあるという。これほどのショックを与えてまで知らせたいこととは、一体どんなことなんだろうか…。2012/10/17
645
12
最後にして真実の物語の開幕。ひぐらしの時の感覚にも似た最終章の微笑ましさ。しかし、縁寿にはこれが現実だと受け入れられない事も納得出来る。縁寿を救う為、そしてすべてを伝える為にあるゲームなのだろうか。戦人とベアトはもはや夫婦のような佇まい。前のepも完結していない内に読んでいるので初見の情報や話があるが、とりあえずは深く考えずただ読み進めようと思う。『愛がなければ視えない』という作者の言葉だけは念頭に置いて。夏海さんの描く子供縁寿は可愛らしいですね。この物語の最後には12年後の縁寿の笑顔が見れる事を願う。2012/09/14
佳蘋(よし)
7
いよいよ最終エピソード。暖かい話ですけど、縁寿と同じく置いてけぼり気分。バトラはこのゲームに通じて縁寿に何を伝えたいのだろう。2012/09/18
tome34
5
縁寿の気持ちわかりますね。本当にこんな話なら、今までの自分の不幸はないと思っているじゃないでしょうか。まあ、自分的では好きですけど、だって今までの話はみんなはつらい思いをしたばっかりから。2012/09/18
日奈月 侑子
5
最後のゲームだと思うと何だか切ない…。内容自体も、楽しいし、嬉しい位皆が仲良しなのに何だかこれまでのことを思うと切なさも含みますね。金蔵さんのキャラ崩壊には盛大に笑ってしまいましたが…。とにかく、幸せな結末を、祈っています。2012/08/23