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内容説明
たった一人の方に最高の喜びを与えるために、今日も独り、衣を裁つ。――市江(いちえ)の友人・牧(まき)に恋人ができたことで、長く続いた関係に変化が生じる。変わらぬ自分に戸惑いを覚える市江は、藤井(ふじい)の「ゼロからはじめたことがないじゃないですか」という言葉をきっかけに、新しい試みとして、展示会『南洋裁展』を開く。そこに込めた想いは……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
74
今まで読んできた中でこの3巻が一番内容濃かった。市江の態度も少し柔らかくなってきた気がするし、藤井さんの魅力もすごくよくわかるエピソード満載で、二人が簡単に恋愛関係にならない微妙な距離感でいながら、阿吽の呼吸が整っていて長年連れ添った夫婦みたいにも見える。表面にあまり出さないけれど、本当は情熱的なんだろうなぁ。しかし今回の話は書きたいことがいっぱいで、でも文字数足りない。藤井さんに共感する部分多いけれど、今回初めて登場したデザインオフィスの立原氏のほうが今の自分の考え方に一番近くて深く共感できた。2013/07/25
masa@レビューお休み中
60
受け継ぐということは、その人の意志を受け継ぐということ。単に同じ仕事をすればいいということではない。だからこそ、引き受けることには決意と覚悟が必要になる。祖母の意志を受け入れることができない市江は、定例の夜会を嫌々ながら開催する。受け継ぐということは難しい。自分の意志にそぐわないこともしなくてはいけないし、継続していることは突然止めることもできない。単に二代目になったのではなく、『南洋裁店』の看板を背負うことの難しさもあるんですよね。悩みながらも頑固一徹に仕事をする姿は見習いたいなとすら思えてしまいます。2012/11/19
wata
53
服に想いを重ねれば、いろんな人との出会いや別れも思い出す。う~ん。あんまり服がありすぎるのも処分が大変なのだ?2018/10/09
くりり
43
静かに時が流れていく、あまりにも静かすぎて時代に取り残されそう...。2018/10/15
はつばあば
39
愛の言葉を交わすこともなく静かに沁みとおる男女の愛。榎田尤利さんに浸り過ぎたからか余計に響く。2018/06/19
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