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内容説明
一進の元に、ついに刺客が現れた。静一郎に狐太郎を連れて逃げるように命令し、刺客と対峙する一進。この窮地を脱することはできるのか――？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ＴＲ－３Ｂ
12
この巻が一番泣けた。色々な人の違う顔が見られたぁー(/_;) もう家族同然の人たちに本音を言えて良かったね一進。泣き顔が女の子にしか見えなかったけど。うん、可愛かった。様々な人たちの心理描写が上手くって引き込まれました。最後の雪路って人は誰なんでしょう……？随分カッコ良かったな～。なにはともあれ、一進が出て行かなくって一安心。コタロウさんは偉大ですね★2012/06/28
京
11
一進を狙う刺客に襲われ、狐太郎まで巻き込み怪我を負わせてしまったと己を責める一進。狐太郎を連れて戻ったく組には、「大八」なる人物を探す女と組頭-大八と組頭、一進と大八を繋ぐ答え-が揃っていた。己を責めるあまりく組を出ていくことを決めた一進の、「これ以上く組の迷惑にはなりたくない」という気持ちが痛々しかった・・・（´□｀。）「疎まれたくない」という疵の深さを、一進自身初めて思い知ったのではないかと。切ないシリアスなお話が大半だったけど、この巻の中でちゃんと救いが得られたのが本当に良かったホッとした！（大泣）2012/07/04
あんコ
6
★★★★★刺客に狙われた一進。巻き込まれ怪我をしてしまう狐太郎に罪悪感でいっぱいになる。迷惑はかけられないと出て行こうとする一進だが来間から『ちゃんと筋を通せと』言われ隠していた事を告げようとするが来間は一進のお家事情を知っていた!!何故来間が一進の事情を知っているのか？7年前の佐倉藩の江戸屋敷で起きた火事に来間の兄・大八が関わってたらしいが真実は………。大八の想いのつまった手紙。来間と大八の話←泣ける(ﾉд-｡)ｸｽﾝ自分の居場所を見つけた一進と犬猿の仲の狐太郎と清一郎との賑やかな生活が始まる(笑)2016/12/10
フキノトウ
6
頭の、来間の兄の手紙を読んだ瞬間、泣きそうになりました。2014/01/20
梵
3
く組の皆に迷惑をかけるという罪悪感で押し潰されそうだった一進。やっぱり救ったのはコタだったね。ここにいろと言われて流した一進の涙、感動しました！どう思ってるのかよくわからなかった頭も、本当は一進のこと思ってくれてたことはよかった。改めて、そして新たに一進と静一郎がく組に入り賑やかに。カバー下の要にいじめられる静一郎は面白かった。要には誰も勝てない気がする2012/08/14
