内容説明
銀河系内で、褐色矮星が一月足らずの間に恒星化する異変がいくつも観測されるようになった。それらの褐色矮星の核(コア)近くには、人口の点火装置らしきものが見つかっている。明らかに『オールドタイマー』の遺跡と思われるその装置が、今のタイミングで発動した意味とは――!? 洋子がどのようにして三〇世紀の未来で宇宙戦艦の搭乗者としてスカウトされたのかも明らかになる、掟破りの第10巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朧月
4
富士見版の内容はここまで。 というか富士見のシリーズ、こんなに盛り上がってるところで終わってたのか。 残り2巻で完結だけど、どう終わらせるつもりなのか、期待。 本巻後半は物語開始直前に主要キャラの様子を描いたもの。大部分は番外編的なお話。ところどころ、あぁ、このキャラこんな所にも居たのか、といった発見がある。2014/01/26
亮人
3
昔、富士見ファンタジア文庫で刊行されていたのは、この巻までという。なんという中途半端な所で!?前半は、銀河系内で褐色矮星が突然に恒星化するという事件。修学旅行中のヨーコが呼び寄せられる。なんという迷惑なタイミング。後半は、ヨーコたちが初めて未来に呼び寄せられる、エピソード・ゼロな話。さて残りの新規書き下ろしの2冊で、どう完結するのか!?2021/05/27
アオイ模型店
1
さあ、ついに既刊分コンプリート。残るは最終巻だけど、ソノラマに移籍したからって最終巻上、中、下、完結編1、完結編2、完結編3,完結編4とか勘弁ね(笑)2012/05/03
fap
0
10巻の頃になると読んだ覚えがない話が多くなる。 シリーズが立ち消えるまで付き合った記憶があったのだが。 さてこれはちゃんと読んでいないためか、読んだけれど忘れただけなのか。 宇宙の観測者になるべく策謀を巡らすNESSとTEARRA。 事態を打開するために修学旅行から呼ぼ戻されるヤマモト・ヨーコ一行。 政治と日常が愉快なほどにかけ離れている。2014/10/31
しら=にす
0
富士見版最終巻。「ビームってのは、まっすぐ飛ぶから」で片付けるヨーコが素敵。「忍者はスポーツなどしない」は迷言。2014/10/04