内容説明
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巨星墜ち、崩れゆく秦帝国天下を二分する宿敵・項羽と劉邦。晋の崩壊によって幕が開いた戦国時代、人みな権謀術数の限りを尽くし、たくましく生き抜く。始皇帝による天下統一も二雄の前にあえなく崩壊する。
感想・レビュー
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BIN
7
2巻は戦国時代(三晋分裂)から前漢成立(垓下の戦い)まで。史記の内容を時代順にハイライトで書かれている感じです。孟子、莊子、屈原はちょっと詳しめで良い。気になるのが鴻門の会で最初に范増が目配せしたのが陳平で、陳平が劉邦に威圧されてできなかったので項荘がやろうとしたという展開。秦の制度や文字のことも詳しめに書かれいる。趙高という佞臣が居なければ秦は長期政権になったかもしれず、漢字などの漢とつく名称も当然なかったことを思えば、まさに歴史を変えた世にも珍しい悪人の中の悪人ですね。2019/03/31
1977年から
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1983年