内容説明
『オールドタイマー』が残した殻付きブラックホール『エッグ1』の爆発に巻き込まれた洋子は、気がつくと見知らぬ場所に立っていた。そこはまるで歴史ある図書館のように、無数の書棚が埋めつくす空間。自分の置かれている状況に混乱する洋子が「大丈夫よ」という声に振り返ると、そこには大人びた顔つきをした七~八歳ぐらいの女の子の姿があって――!? 謎が謎を呼ぶ、急展開の第4巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
亮人
7
オーバーロードな超文明知性体「オールドタイマー」とついに接触し、洋子がこの世界の鍵を握る存在と告げられ、SF的にストーリイが動いてゆき引き込まれる。SFとしてわくわくさせられるのに、もっとSFとして評価されて欲しい。後半の短篇では、文化祭を精一杯楽しむ洋子が縦横無尽の活躍で楽しい。2012/07/13
朧月
4
本編の方はちょっと消化不良。伏線を張りまくってるのだけど、どれも振り回されてる感覚があって、ストーリーにややついて行けず。 Optはアロイスの再登場。こちらの今後の進展はちょい気になる。ラストの文化祭編は、戦闘なしのドタバタ劇。ややこのシリーズとは趣が異なる気がします2013/12/08
しら=にす
0
文化祭「PPK、PPPK」「百一式朧車」「取りあえずボンバー」・・・富士見版読んだ時、ツボだったなー。2014/09/03
菊地
0
富士見版全巻既読。何だかんだでこの頃も俺TUEEEEE系主人公は人気だったよね。2012/08/14
gayuu_fujina
0
懐かしい…当時、テンツァーが大嫌いな男性読者の1人でした。しかし、今でもテンツァー嫌いだけどな(笑)。 黄金の船に司書、そしてテミスのヨーコといったオールドタイマーに関わる伏線が張られ、最後にオットー登場。この辺りが一番楽しかったんだよなぁ。この後のフェイズ2チーム登場とライバル化は富士見編集部による露骨な引き伸ばし工作で、最終巻までえらく待たされる事になったけど。2011/12/14