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内容説明
孤島のホテル「オペラ座館」。かつて惨劇の舞台となった場所を、金田一少年は再び訪れる。新劇場の完成を祝い上演される『オペラ座の怪人』。だが、それはファントムの手によってまたも死の演目となってしまう! 劇団『幻想』メンバー達の裏に隠された不穏な人間関係。そして四年前に起きた、黒沢オーナーの娘・美歌の自殺……。「オペラ座館」の悪夢は、再び繰り返されようとしていた!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
レモン
39
小学生の頃大ハマりしてよく読んだ金田一少年のノベルス。こちらの文庫本には残念ながら収録されていないが、ページ下隅の写真パラパラマンガを怖がりながら読んだ思い出が。改めて読むと、推理小説入門にちょうど良かった。きちんと本格で長さもちょうど良く読みやすい文体。芝居っ気たっぷりな登場人物たちのセリフも楽しい。初読時は小学生だったので、黒沢美歌の自殺理由がわからなかった。第2の殺人は、早く発見されたかったとはいえ丘の上の給水塔に運ぶ方が重労働でリスキーだと思うのだが、そういう犯人の苦労が無視されているのが面白い。2024/08/03
coco夏ko10角
20
小説第一弾。漫画・オペラ座館の殺人(1)後、またしても連続殺人事件が。しばらくして三度目もあるし、オペラ座館ほんと…。犯人の語りが苦しいなぁ。最後に天樹さんと法月綸太郎さんの対談も。2017/01/29
十六夜(いざよい)
4
小説の文庫が出ていたのを知らなかったぁ。小説で読むのはある程度の年齢だと判断したのか、内容がちょっと大人でドロドロした感じがあったのが印象的。でも確かアニメでもあった様な気が…内容がちょっと違った気がするけど。 オペラ座館という因縁ある場所でまたしても殺人事件に巻き込まれた金田一。トラウマになりそ。2020/12/06
くまちよ@読書垢
2
文字数も少なく漫画を読んでいるかのような視点とセリフの多さでかなり読みやすい。でもやっぱり金田一節をかましてくれる動機ですよねー。好きです。2019/06/07
りく
1
あのオペラ座館にて、またしても惨劇が。凶行の舞台を演出するのは怪人ファントム。完全犯罪の準備は整った。悲劇の幕は、今夜開く。▪️再読。金田一少年の事件簿の中でも、オペラ座館はやはり特別な舞台。トリック自体は物足りないもの、小説としてはそんなに悪く無いかと。2015/07/27
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