C★NOVELSファンタジア 華国神記 虚空からの声

著者名：九条菜月【著】

中央公論新社（2012/11発売）

• ISBN：9784125011899

内容説明

仲望を避けての妓楼暮らしと同時期に街を覆い始めた病の影。〈疫〉なのか？　人々を救うためにできることを模索する春蘭だが……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ダージリン]

珍しく行動的だった仲望！（笑）　春蘭とのわだかまりが解け、ほっとしました。黄海楼の顛末は泣けましたが、最後に出てきた彼のセリフはまるで悪役～いや、悪役なんだけど噂とちがうような・・・仲望がんばれ！（笑）

2012/03/02

[珂音]

恋愛要素がたっぷり？　確かに少なくともフラグは３本立った。そうかな？と思える物もあるにはある。けど甘さが無いし･･･　某図書館物で激甘を経験して以来私の中の基準が変わってしまった事に気が付いた(>_<)　は良いとして、姐さん、何故貴女が？　　関係者が揃ってきたみたいで次回は大きく動くかな。

2012/03/16

[円舞曲]

春蘭ちゃんが人間らしく成長していく姿が微笑ましい。姫子慮さんのお相手は白桃でしょう。野生の勘で（笑）

2012/04/02

[たき子]

前回に引き続き、表紙が美しい！　 内容は・・・・・・やばい。可愛い！　要所要所で可愛いと身悶えてしまった(笑)　 『ふあふあー』なんて言う白雪が可愛いし、それを見守るお母さん的な白桃も可愛いし、うっかり一目ぼれしちゃう楊秀も可愛いし、(これまたうっかり一目ぼれした)子慮と、抱きしめられちゃった子も可愛いけど、やっぱり仲望のことでもやもやする春蘭が一番可愛い！(笑) あと、ちょっとキリっとした仲望に期待感が上がりました。目指せ、脱ヘタレ！　そして春蘭を嫁に！(笑)　九条先生、早めに続きをお願いします！

2012/02/29

[まさ]

徐々に人間としての感情を取り戻している春蘭。真名を取り戻すまで少しの間と思っていても、係わった人には情が移ってしまうもの。助けることができたと思っていた人物の死は悲しいものです。 物語は大きく動き始めました。この後どうなっていくのか、気になります。

2013/02/02