内容説明
旗本の父を持つ家柄だが、己の人生を生きるため市井に身を投じた早乙女十内。よろず屋稼業を営み日々を過ごす十内に、二つの事件が同時に舞い込んだ。品川で起きた殺しの下手人探しと、謎の失踪を遂げた一流料亭の仲居探し。探索を進める十内は、二つの事件の背後で嗤う巨悪の存在を嗅ぎ取り……。不撓不屈の主人公を描く人気シリーズ、第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
34
よろず屋稼業 早乙女十内「水無月の空」2巻。二つのよろず相談がやがて一つの事件につながり解決していく。もちつもてれつの同心服部洋之助と手先松五郎の関係もう少し手厳しくすればと思う所あり、受け取った報酬気前よく使いすぎか・・な2014/01/07
えみ
1
なんと言っても主人公の早乙女十内が気持ちのいい男。 よろず屋という不安定な職業柄、万年貧乏なのですが… それでも人の心がわかる優しくて優秀な伊達者。 もちろん刀の腕は一流です。 今回の事件は一つだけでなく、二つ三つと絡んできます。 最後にはひとつに繋がるのですが、それを解決する十内の行動力と頭の良さには感服です。2014/04/06
zuccalove
1
面白い。夕食後に、次を読もう。2014/05/11
いえのぶ
1
長屋に住み、よろず相談を生業とする旗本の部屋住みが主人公。長編で、いくつかの事件が最後にまとまり解決する。2012/04/16
ふわぽん
1
読後が良い作品でした!最近なんとなく後味の悪い終わり方の小説が多いけど安心して読めます!!2011/12/07
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