本屋の森のあかり（１０）

著者名：磯谷友紀【著】

講談社（2014/03発売）

• ISBN：9784063408607

内容説明

誰かを失っても、誰もそばにいなくても、ふつうに生きてはいけるんだけど――。別の書店でも働いてみたいと考え始めたあかりは、緑（みどり）に急に告白されて「答えが出ない」と断ってしまう。一方、潮見（しおみ）に告白された杜三（もりぞう）は、はっきり返事をしようと決意。各々の心が揺れ動く中、あかりと杜三の関係は……！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[吉田あや]

大好きな赤毛のアンに、十五漂流記!「チップス先生さようなら」読んでみたいなぁ☺人を好きになる理由。いつから? どこが? どうして? 理屈じゃないから複雑で衝動的で自分でもコントロールできず、人間にとって美点にも欠点にもなる感情。始まりは淡く柔らかなのにすぐに変質してしまうのも恋の難点。でも、昨日までの景色がまるで別の風景のように劇的にすべてを変容させてくれるのも恋だけがもたらしてくれる体感できる魔法。モリゾーさんは初めての魔法の中でどんな新しい自分を発見していくんだろう。最終巻も近づいてますますドキドキ!

2014/09/05

[扉のこちら側]

初読。ストレスで太るか痩せるか、それが問題だ。

2011/11/20

[まりもん]

杜三さんが自分の気持ちを自覚して潮見さんにはっきり言えた。でもあかりの方が誤解しているという複雑だね。

2013/02/09

[キキハル]

もどかしいシリーズですが、今回もじれったかったです。他の人たちが成長する姿を見て焦りを感じるあかり。転職をしようかフリーになろうかと悩みます。一方、あかりに変な誤解をされてへこむ杜三さん。ユリマンガ読んで倒れ伏している場合じゃありませんよ。誤解を解いて真実の心をあかりに知ってもらわなくては。そして緑くんを見ていると少し切なくなります。あかりのこと吹っ切れたわけではないでしょうに。今回紹介されている三冊は既読なのでホッ。作者いわく、終わりが見えてきたそうです。みんなが幸せになる方向でよろしくと念を送りたい。

2011/11/16

[ねむねむあくび♪]

すれ違いの二人…(*´ω｀*)切ないね～f(^_^;赤毛のアンシリーズが読みたくなってしまった。特にアンの青春!!(*￣∇￣*)読もう♪

2013/12/07