内容説明
帝国暦98年──怪蟲との一大決戦から16年後。西園寺一斗と南徳原来珠の娘・璃々珠は、妹の衛梨珠や異母兄弟の愛斗、ゆりえ子らと共に平和な日常を過ごしていた。ところが父・一斗が突如失踪するという大事件が起きてしまう! 軍や警察を総動員しての捜索にもかかわらず、杳として行方が知れない一斗。ショックのあまり役に立たない母たちに代わり、父を捜す娘たちの前に現れたのは、一斗の親友を名乗る金髪の少女だった──!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
2匹のニャンコ世話担当
15
衝撃の展開でもあった前巻からの続きで、読んでいくと「ぬぁ?」。一斗にはいったい何人の息子と娘がいるんだよと突っ込みたい。でもその未来は平和な世界になってたが、突如の失踪から衛梨珠が帝国の過去を探りに行ったので、皇斗(一斗)に会ったわけですが。一斗を送り出す花恋の芯の強さを見せたところは、ウルッときた。そこからまたしも時空を越えていくものの、誰のいたずらか未知で異なる世界に放り込まれていくと・・・。どうなるこの先?ゆかり子さんも良いが、雫どうしたの?2014/06/08
Yobata
13
帝国暦98年,怪蟲戦争を終結させた西園寺一斗と来珠,恋歌,ゆかり子達の子供達は平和な日常を過ごしていた。ある日父親の一斗が突如失踪し行方不明になる。娘達の前に現れた少女によってカギは帝国暦1年にあるらしく衛梨珠はエニグマでタイムワープすることに。目標時刻の到着前に帝国暦82年に不時着するも無事到着し…。前巻が涙ありシリアスありの伏線が綺麗に纏まった出来の良い話だったのに今回は更なる未来からのタイムワープによって全部が時空が違うというまたひっちゃかめっちゃかな話に戻ってしまったなw今回はなんと一斗の→2014/01/16
晦夢
8
未来と過去とが交錯し合う9巻。前巻が衝撃だったから今巻は新たに再スタート的な感じ。娘息子とか色々ややこしい。花恋ちゃんはいい子だなほんと…。山風忍の名前とか出てると思わずニヤリとしてしまうな。2013/11/19
shinn♪
7
すごいカオスっぷり。超展開の連続にわくわくは止まらないが、これ本当にたためるのだろうかという不安もひとしお。ようやく10巻出るけどだいぶ間が開いてるしね/花恋がいい女すぎる、親を亡くし一人ぼっちになったまだ甘えたい年頃だというのに。花恋が幸せになってくれる事を祈る2012/09/03
takave
7
「どういうことなの・・・」に始まり、「いったい何が始まるんです?」で終わった9巻。前巻からのシリアスさを引き継ぎつつこれまで以上のカオスっぷりに次巻の期待が高まる。 2012/08/21