内容説明
皇泉学園に新たな転校生がやってくる。その名は国士りせ。一斗と夕鶴の友人であり、九州での皇帝亡命騒動で一斗たちを助けてくれた魔法少女である。初日からクラスメートに恋歌たちの一味にされ、自称一斗の親友・八田から因縁をつけられるりせ。持ち前の面倒見の良さで事なきを得るも、いつの間にか四菜によって「皇帝部」に入部させられていた! さらに四菜からは一斗へのラブレターの代筆まで頼まれて!? りせの明日はどっちだ!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
13
北条恋歌短編集。恋歌とゆかり子の恋愛シミュレーション,一斗の執事体験,恋歌と四菜の身分一日交代,夕鶴排除計画,九州勢対東京勢の野球大会,りせの東京での日常の6話。シリアス,ファンタジーもなく単なる日常のラブコメに徹した話になってて、竹井さんはやっぱこういう単純な方がいいんじゃないかなw各キャラの補完も兼ねて各キャラの属性が存分に生かされた話ばかりだった。夕鶴の兄弟愛が病みすぎてて超怖かったなw留学に思い悩む所はちょっとリアルだったけどやはり夕鶴は夕鶴だったw四菜のノリの良さも抜群だったねwりせの→2014/01/09
晦夢
9
短編集。本編始まる前の恋歌、来珠、ゆかり子の日常。一斗が執事になる話。恋歌が色んな人と立場を入れ替える話。夕鶴メインの話。九州でのお別れの野球対決。そしてお母さんりせの話と盛り沢山。日常の光景が読めてすごくいい。なんか夕鶴が可愛く見え…ないよね、しいにゃんペロペロ。2013/11/15
オルガ
7
短編集。6巻の急転直下の展開からだったので肩透かしをくらった感じ。内容は本編以上にゆるゆるな日常篇。お気に入りは四菜の一日東京皇帝。唐突な川口浩ネタに思わずふいてしまったw2013/12/07
彼方
4
割と気になる引きの前巻でしたがここで短編集の第8巻、次巻から怒涛の展開のようなのでここで挟んでくれた方がいいのかも。恋歌とゆかり子が初めて一斗の存在を認識したり常識人寄りのりせと四菜が仲良くなってたり、ゆかり子との交換日記など本編の補完という意味でも中々良かったです。しかし相手の事も考えず理不尽な来珠と夕鶴はやっぱり苦手だなぁ…そんな微妙な所やフミさんの乙女さ、クィニスのガラスハートにりせお母さんと良い箇所が合わさって色々とまあ安定感がありましたね。次巻は大きな転換の一冊らしく、期待大で楽しみにしてます。2017/05/20
Shishu_ya改め刺繍屋
4
本編以上にゆるゆるな感じで楽しめました。それぞれのキャラクターの良さが生かされた楽しい短編集でした。ここで、一休みという感じでしたが、次巻はどうなるんでしょう?期待が膨らみますね。2014/05/10