内容説明
八朔という大きな行事の日に非番という不名誉をこうむった鮎川惣介。不機嫌が高じて妻との口論の結果、新たに下男を雇うことになった。この麦作が、江戸市中の貧乏長屋に小判の雨が降るという奇怪な事件と関わっているらしい。果たしてその真相は!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
12
そろそろ飽きてきた。続きはまた気が向いたら2023/09/03
うずら
12
包丁人侍事件帖シリーズ第4弾。惣介の人柄がよくわかる巻だった。惣介だけでなく隼人だって、いい人だけどダメな所や弱い所もあって、でも譲れない強い部分もある、そんなごく当たり前に普通の人なのが魅力。自分の居場所がなく、やっと見つけたのが大奥だったとは、なみの無知な幼さがあまりにも哀れになりました。蕎麦がきが食べたくなってしまった。面白かった。2014/06/26
nyanlay
8
このシリーズは侍と言っても、イメージするお侍とは少し違って、日常の会話が楽しい。惣介と隼人の会話のズレとか、惣介夫婦の会話や子供達の会話。奥さんや娘にやり込められる場面など、想像して笑ってしまいます。ただこのシリーズの事件が結構辛いものが多く、今回もやり切れなさが残りました。2016/09/06
勝部守
5
この巻は更に重くなった。ただ、食べ物描写は相変わらず美味しそう2017/10/12
小梅さん。
4
☆☆☆☆2015/01/24