オクターヴ(5)

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オクターヴ(5)

  • 著者名:秋山はる【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2014/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063106879

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内容説明

求めて、初めて、距離を知った。――誰かから愛されたい。そう願っていた宮下雪乃(みやした・ゆきの)。そんな彼女を見つけた、岩井節子(いわい・せつこ)。体を重ねることから始まった、ふたりの恋。おぼれるように求め合う日々はいつしか色を変え、ふたりはふたりの未来を思い描く。そして芽生えたすれちがいに、かたくなになる心――。自分の願いは、誰よりも自分がわかっているはずなのに。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

イーダ

9
意外と深みにはまっていた節子さん。そして周囲を気にし過ぎている雪乃。それ自体は悪い事じゃないんだけど、ちょっとしたすれ違いが二人の距離を離してしまう事に…そんな中で鴨ちゃんはやっぱり鴨ちゃんだった。彼女も悪気は無いし雪乃を大事に思っているのだけど、恋愛に関するベクトルが違い過ぎた。ただそれだけの事が「もう二度と会いたくない」にまでなってしまう。今回、しおりちゃんが凄かったけど、彼女にも幸せになって欲しいですね。2016/08/24

古槍新垢

6
『惚れた弱み』全開でうろたえる節子が可愛くてしょうがない。「わたしはっ 『わーい』って言ってくれると思ってた!」もはやデレが突き抜けてる。雪乃の『普通』だった過去にあったつながりを全て清算しないといけないんだろうか。しおりの普通が羨ましく、鴨と故郷いう『普通』だった雪乃の地盤を固めた存在にまで否定されてる雪乃には五巻にきて改めて頑張れと思った。好きな人が同性だってだけで頑張らないといけないなんておかしいけれど。にしても鴨のやろー「彼」「彼」「彼」ってよー。2011/02/28

nagaishi

4
実のところ、仕事以外では殆ど、特に恋愛面での成長の見られず、ようやくな感じの雪乃だったので、終着点が難しいなぁ、と思ってたら次で完結か―。そうなるとそれはそれで惜しい気持ちになってしまう。鴨ちゃんを見送るシーンのやるせなさはイタイタしくて良かった。2010/08/27

オジャオジャ

3
鴨ちゃんの決別……そりゃそうなるよと。最後まで分かり会えなかったね。だからと言ってこの二人のハッピーエンドのビジョンが今巻でも見えないのが辛いよね。どうなるんだ……2019/04/05

こすぎ

3
雪乃が成長したというか、節子さんと距離を置くことによって自分を見つめ直したというか。とりあえずお互いの誤解はとけたのでよかったな。次巻で終了かぁ。終わって欲しくないなぁ・・・。2010/09/04

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