あすかコミックスDX 心霊探偵八雲(2)

著者名：小田すずか

KADOKAWA（2015/01発売）

• ISBN：9784048544320

内容説明

ぼくはただ、死んだ人間の魂が見えるだけだ―――。死者の声を聞くことが出来るという大学生斉藤八雲が難事件に挑むスピリチュアルミステリー第２巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[すい]

『魂をつなぐもの』川でさ迷う少女の霊と、交通事故死した男の怨霊。それらと連続少女殺害事件との関わりは？八雲はなんだかんだ言いながらも後藤刑事に言われるがまま、捜査協力してますが……。ちょっと後藤刑事に違和感。もっともっと“くたびれた感”を醸し出してもらわないと、後藤刑事という気がしないなぁ。登場人物みんなイケメンである必要はないと思うのだけれど、どうだろう。

2015/09/03

[日奈月 侑子]

『死ね』という単語は本来、軽はずみに他人に対して告げる物ではないよなあ、と改めて思います。言葉その物が毒になる場合だってあるのに。例え冗談でも、気持ちの良い物ではない、と気付いたのは高校に上がってからでしたが…。　本当に、安藤の家庭環境が歪み過ぎてて、読んでてあまり良い気はしませんね。　人は異物を認められない生き物、という諦めが八雲の中からうかがえてやるせないです。もっとやるせないのは、自分も含めて、生物にはそういう部分が濃く見られるという点。目が赤かったり、他人の家の子だからという理由で…やるせない。

[伊瀬有佐]

【レンタル】石井さんみたいな人のことを残念なイケメンって言うんですね。何あのドジっ子。奈緒ちゃんが可愛すぎる。

2011/03/15

[サルビア]

少女行方不明事件の解決に乗り出した八雲だったが、ある霊に体を乗っ取られようとしている女性を見る。

2016/11/27

[moon]

原作のイメージを壊さず、楽しく読める。初登場の石井刑事も意表をついたコミカルさ、奈緒ちゃんのカワイイ感じもアリですね。全編を通して丁寧に描かれています。

2012/11/19