内容説明
正体不明のルビーアイ《刺撃者》。同じルビーアイにさえ牙をむく最凶の敵と、ミノルたち《特課》、そして《組織》の三つ巴の戦いは、熾烈なものとなった。
辛くも《刺撃者》を退け、組織のルビーアイ《凝結者》を捕獲したミノルだが、平穏な日常は未だ遠い。組織の重要人物、《液化者》が姿を現したのだ。
「トランサーを救出したい。彼が殺されてしまう前に」
彼女は《刺撃者》の情報と引き換えに、ミノルにある取引を持ちかける。
ルビーアイ最強とも評される《液化者》と、《孤独者》ミノル、敵対する二人の共闘が始まる――!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雅
36
正義vs悪っていう訳では無いし優劣を競いあう訳でも無い。人の情によって動いているのでどう展開していくのか楽しみです2019/06/06
まるぼろ
27
気付けば前巻が出てから2年も経ってたんですねぇ…w そんな今巻はある目的と交換条件の為にミノル達がリキタイザーと共闘するお話です。今巻も面白かったです。リキタイザーとの共闘によってルビー側だけではなく特課…と言うよりその上位組織の3E会議も余り信用出来ない事も判明して、そこら辺の状勢が今後どう変化していくのかも気になります。差し当たっては次巻の「スターゲイザー」の救出とスティンガーとの対決ですかね、→2019/06/28
わたー
19
★★★★★久しぶりの孤独者。やはり数シリーズの人気作を抱えるのは無理があるよなあと思いながらも、今回も楽しめた。特課の上層部である国のお偉方たちの暗躍や、決して一枚岩ではない相手側組織だったりと、サードアイをめぐる物語により深みが増したように思える。前巻で死闘を演じたリキダイザーは、今後もいい共闘相手になりそうで好印象。個人的なハイライトは、やけに詳しい描写がされたスイスポ。2019/05/12
サケ太
16
ルビーアイとジェットアイの闘争はその関係性が複雑に、因縁も見えてきた。ミノルの世界観が徐々に拡がっている印象。関わりも増えており、彼の望みがどのような結果を生み出すのか気になる。2019/06/09
ダイ
13
今回は液化者との禁断の取引・共闘や敵組織幹部の潤滑者の撃退でした。液化者との協力は意外でしたが、凝縮者の三川を想う気持ちや組織を抜けたりと彼女の考えと立ち位置も変化してきましたね。ヒロイン化は無いと思いますが今後の動向も注目ですね。また、オリヴィエの妹で敵組織に拉致されているスターゲイザーの事や新たなジェットアイの女子の登場など次回も気になります。あと、スウは退院出来て良かったです。次回はスターゲイザーの奪還と組織との対決か、今回は姿を現さなかった刺撃者との戦いになりそうですね。続きは気長に待ちたいです。2019/07/10
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